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「川崎F賞金5千万円を辞退、Jリーグに直接謝罪に」森には自主的に1試合の出場停止

11月 5 日, 2009 年, 6:17 pm

6日=JFAハウス(東京文京区) 「川崎2選手謝罪に」 サッカーJリーグのヤマザキナビスコ・カップ決勝(3日、国立)で、所属選手たちが準優勝の表彰中にメダルを首から外す、ガムを噛み続ける、ロイヤルボックスでの関係者との握手を拒否するなどマナーを著しく欠いた問題を受け、川崎は準優勝賞金5000万円を自主返還するなどを決めた。武田信平社長は休み明けの6日午前、選手に対してグラウンドで練習前にミーティングを行い、厳しく注意、指導を与えた。社長自身、減俸10分の1(3カ月)、またガムをかんで表彰式に臨んだDF森勇介については最低1試合の出場停止を貸す自主処分とした。<
 申し出を受けたJリーグは、実行委員会で話し合って決めるとした。森の処分については、クラブの判断とした。Jリーグは今後、一両日中に別の処分を改めて科すかなどを最終決定する。またチェアマン自身も、「自分に責任がある」と、今後自らにも処分を科す可能性を示唆した。
 午後には伊藤宏樹主将(DF)、選手会長の井川祐輔(DF)がJリーグの鬼武健二チェアマンに直接謝罪をするためJリーグを訪れた(左が伊藤主将、右が井川選手会会長)

 伊藤主将 やってしまったのは選手なので自分たちで来るのが筋だと思った。試合直後で、今年にかけた意気込み、タイトルへの思いが強く、頭が真っ白になっていて軽率なことをした。今後こういうことのないようにしたい。今まで積み上げてきた信頼を崩してしまった。日々の生活からほかのクラブの手本になるくらい、しっかりピッチの上で結果を残したい。(チェアマンから)。失った信頼というのは、並大抵の努力では取り返せない。子どもから含めて世間の皆様に、社会人として、川崎を強くするために一人一人努力したい。起きてしまったことは事実なので、これを取り戻して行こうと話をした。(映像を見たか)ああいうことは自分たちの未熟さだと思った。(森一人が処分されたことについて)クラブが決めた対応なので、選手としては残りの試合、勇介(森)の分まで戦うということです。

 
  鬼武チェアマン 心からやり直すということだと思うので、あとは信用を取り返すことが。大変な努力がいるが失うのは一瞬だ。時間がかかるがそれをやらなくてはいけない。あと4試合、天皇杯も残っている。まだまだチャンスがある。過去の失敗を取り返し努力しながら、多くの方に、認めてもらうことだ。大きな失敗を取り返す努力を、ピッチで精一杯やるしかない。いい結果が出るように期待している。Jクラブは36、また増えるかもしれない。全クラブが注目をして他人事ではない、対岸の火事ではない、と感じてもらうような話をしたい。(賞金返還は)選手が希望し了承した、ということだったのでそこが重要だと思う。頑張ります、やり直します、というのは言えるだろう。しかし問題点を考え、ひとつの行動を起したことだだと評価はしたい。選手教育で、これをやって欲しいということは頼んだ。具体的にどういうことから始めるんだ、と話しはした。(Jリーグの責任問題は)チェアマンには監督、指導の責任がある。それは相談して判断する。特に子供たちに悪いことをした。あってはならない。改めて地域での教育をしていきたい。

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