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銘菓「よいとまけ」にカットタイプ登場 苫小牧 (11/05 06:49)

製造工程で1本に7等分の切れ目が入った「よいとまけ」

製造工程で1本に7等分の切れ目が入った「よいとまけ」

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 【苫小牧】誕生から半世紀以上、「日本一食べにくい」とも言われた苫小牧銘菓「よいとまけ」に、「切れてるタイプ」が登場した。製造販売する三星(苫小牧)によると、「早くも従来の1本丸ごとをはるかにしのぐ人気」だという。

 よいとまけの誕生は1953年。ロールカステラにハスカップジャムをたっぷり塗って丸太に見立て、製紙のマチ・苫小牧の名物となった。ただ、当初から「切りづらい、あらかじめ切って」という要望が強かった。きれいに切る方法を試行錯誤していたが、8月に超音波で刃を高速振動させる特殊なスライサーを導入。1本(16・5センチ)を7等分できるようになった。

 新商品は3日から、従来の丸ごとタイプと同じ価格(525円)で販売したが、「ほぼ100%切れているタイプを買う」(同社)人気ぶり。三浦実社長は「いずれはカットタイプに一本化したい」と話している。

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