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岡田外相:「政権公約と選挙中の発言はイコールではない」

衆院予算委で共産・笠井亮氏の普天間基地移設に関し、マニフェストと選挙期間中の鳩山由紀夫首相(右手前)の発言が異なることを指摘した質問に答える岡田克也外相(左)=国会内で2009年11月4日午後3時51分、藤井太郎撮影
衆院予算委で共産・笠井亮氏の普天間基地移設に関し、マニフェストと選挙期間中の鳩山由紀夫首相(右手前)の発言が異なることを指摘した質問に答える岡田克也外相(左)=国会内で2009年11月4日午後3時51分、藤井太郎撮影

 岡田克也外相は4日の衆院予算委員会で、米軍普天間飛行場の移設先について、鳩山由紀夫首相が先の衆院選中に「県外、できれば国外」などと発言したことに関し、「公約と選挙中の発言はイコールではない。公約というのはマニフェストだ」と語った。選挙中の政治家の発言を軽視したとも受け取れ、批判が出そうだ。

 首相は8月の民放テレビの党首討論で、普天間移設問題について「県外が望ましい」と指摘。しかし、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)では「米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」との表現にとどめていた。

 外相は「マニフェストには普天間という言葉も書かなかった」と釈明した。共産党の笠井亮議員の「選挙での約束と違う」との質問に答えた。【坂口裕彦】

毎日新聞 2009年11月5日 0時22分(最終更新 11月5日 13時10分)

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