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ハードディスクを完全消去する「DBAN」

2009年10月27日 09:00PM 1 2 3
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DBANでハードディスクを完全削除する

 フロッピーディスクやCDからDBANを起動すると、図5のような画面が表示される。ここでは各種ヘルプなどの情報があるが、そのままEnterキーを押して先に進もう。

図5 DBANを起動したところ。Enterを押して次に進む

図5 DBANを起動したところ。Enterを押して次に進む

 その後しばらく待つと、DBANのメイン画面が表示される(図6)。

図6 DBANのメイン画面

図6 DBANのメイン画面

 ここではキーボードで各種操作を行う。画面下に簡単なショートカットキー一覧が表示されているが、矢印キーもしくは「J」、「K」キーでカーソルを移動させ、スペースキーで消去対象デバイスを指定してF10キーを押すと消去作業が開始される。また、「P」キーや「M」キーなどで各種設定の変更が行える(表1)。
表1 DBANのメイン画面の操作一覧
キー 操作
P 乱数発生アルゴリズムの変更
M 消去方法の変更
V ベリファイの有無の変更
R 試行回数の変更
J カーソルを上に移動
K カーソルを下に移動(矢印キーも使える)
スペース 消去対象デバイスを選択
F10 消去を実行

 また、各種設定情報は上の「Options」部分に書かれており、それぞれデフォルトは以下の表2のようになっている。基本的にはこれらの設定を変更する必要はないだろう。

表2 用意されているオプション
オプション項目 デフォルト設定
疑似乱数発生器 MesenneTwister(mt19937ar-cok)
消去方法 DoDShort
ベリファイ 最終試行のときのみ
試行回数 1

 「J」「K」キーで消したいディスクにカーソルを合わせてスペースキーを押すと、図7のように「wipe」と表示されてそのディスクが消去対象になる。消去を行いたいディスクすべてに「wipe」を付けたのち、F10キーを押すと消去が開始される。このとき、確認などは行われないので注意しよう。

図7 削除したいディスクに「wipe」を付ける

図7 削除したいディスクに「wipe」を付ける

 DBANでは消去すべきディスク領域に対して無意味なデータを上書きするため、消去には時間がかかる。消去作業の実行時には右上には経過時間(Runtime)と残り時間(Remaining)、それにロードアベレージ(LoadAverages)とスループット(Throughput)が表示される(図8)。

図8 消去を実行したところ。さまざまな情報が表示される

図8 消去を実行したところ。さまざまな情報が表示される。

 消去作業が完了すると画面が切り替わり、作業ログを保存するかどうか尋ねられる(図9)。ログが必要な場合はフロッピーディスクなど書き込み可能なメディアをセットしてEnterを押そう。ログが不要であれば、この状態でPCの電源をOffにできる。

図9 消去完了後の画面。ログを保存しないならこのまま電源を切ってよい。

図9 消去完了後の画面。ログを保存しないならこのまま電源を切ってよい

安井卓
2009年10月30日 05:15PM 更新