9月16日の鳩山政権発足から4日で50日。11月3日まで49日間の鳩山由紀夫首相への面会者を調べたところ、副大臣や政務官など「政務三役」として政府入りした政治家が増え、官僚が激減していることが明らかとなった。政権の掲げる「政治家主導」「脱官僚依存」の政治を人の往来の面からも裏付けた格好だ。
官僚への依存度を測る一つの目安になりそうなのが官僚機構のトップである事務担当の官房副長官との面会だ。麻生太郎前首相が内閣発足から同じ49日間で14回だったのに対して、鳩山首相は記録ゼロだった。一方、これまでの政権ではまれだった副大臣や政務官との面会は延べ20人にのぼった。
(09:24)