岡本太郎記念館にいった。
岡本太郎さんといえば奇怪な表情と、独特なタッチのインパクトある作品と『芸術は爆発だ!』などの名言から、狂人的キャラクターをもち現実離れした独断的芸術家だと思っていた。
しかし岡本さんはフランスで文化人類学や哲学を学んで、実は左脳的な考え方をする人であるが、それを踏まえた上で右脳的なアバンギャルドな世界を追求していた事がわかった。
今回岡本太郎記念館にいってみて太陽の塔のデザイン画は最初は胴に頭が六個ついていたり、普通の美術館と違い作品がすべてがそのままの状態で見ることができ、ガラス越しに自分の作品を見られるのを嫌う岡本太郎さんならではの魅力的な記念館であった。
『芸術はなんでもない。』と『上手くあってはならない。』と言い切る岡本さん自身が自己の内面に価値基準をおいて、それに素直に従う気持ちを大切にしていた事がわかった。それを芸術と向き合う時に忘れてはならないと思った。
岡本太郎記念館にいったことで芸術を通して新しい自分を発見すること。人の心を引き付け、人の心を動かす岡本太郎のすごさに改めて感銘をうけた。
|
11:18| パーマリンク
公式ホームページが出来たみたいです。 08:11| パーマリンク
00:25| パーマリンク
14:00| パーマリンク
|
||||||||