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2009年11月4日(水) 19:15 |
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最新型の植物工場がお披露目
植物工場をご存知でしょうか? 野菜や果物などを土がなくても何処でも作ることができるというものなんです。 その最新型の植物工場が岡山市でお披露目されました。
いま全国的に注目を集めている植物工場が、岡山県庁1階にお目見えです。 レタスやミニトマト、イチゴなど太陽光も土も必要とせず、培養液とLEDライトだけで栽培するものです。 岡山市の両備ホールディングスが開発した最新型は、植物工場自体の軽量化に成功したことで自由に持ち運べるようになったのが大きな特長です。 例えばレタスは通常よりやや速い3週間程度で生育します。 畑では出来ない年間最大で17回もの連作も可能です。 栽培は全自動で手間が掛からず天候や害虫被害などに左右されないのも強みです。 この植物工場は、国が食物の安定生産や食料自給率の向上を目指し普及を進めているものです。 ただ、普及へ壁となっているのは1台数千万円単位で掛かる莫大な初期費用です。 国の補助を受け開発された今回の植物工場はシステムの簡易化に成功し従来の半額程度で製造できるものになりました。 今は1台1千万円前後するこの植物工場も普及・開発が進めば半額程度になるということです。 食物生産への新たな技術に期待が高まっています。
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