■はじめに
SORYUさんの記事を読んで、パク・・・もといインスパイアされて書き書き
あっちが静止画ならこっちが動画だということで(ぇ
とはいえ基本的に文章を書くのは苦手ですし、主観で語っているので残念な内容なのはご了承を
■動画MADってどうやれば作れるのか。
MADを作るにあたって、高価な編集ソフトや書籍は必要かといわれれば、正直いらないです。
ムービーメーカーだけでたぶん10本以上使ってますし、当時はフリーソフトだったVS9特別版で20本は作ってましたしね。
書籍に関してはいまだに見たことありません、使ってればそのうち機能は慣れますし、Google先生に聞いたほうが手っ取り早いです。
■自分の作風を確立する。
まず最初のうちはあまり難しいことに挑戦せずに、切り貼りだけでもいいので、たくさん作ってしまうのがいいです。
作り続けていれば、ある程度の基礎は固まりますし、作風もある程度固まってくるので、そうなってから技術的に難しいことや、時間的にも手間がかかる作業に挑戦していけばいいかと思います。
一番悪いパターンが、まだ編集作業になれてない時期に、他の人の作品を見て、作風を真似て作ってしまったり、切り抜きなどに手を出して、作るペースを落としてしまうことです。これだけには注意しましょう。
ちなみに自分の場合は、MADを作り出した一年間は切り貼りメインで作ってますし、いまでも初心にかえって切り貼りメインで軽く作ることもよくあります。とはいえただの中毒患者なのであまり参考にはなりませぬ。
■コーデックやエンコードに関して
作るにあたって最低限これだけは知っておいてほしいのはコーデックやエンコードに関してです。
1. 編集する際には、可逆圧縮形式などのコーデックを使用
2. 編集ソフトからの書き出しは無圧縮
3. 公開用のファイルは各種エンコードツールで非可逆形式にエンコード
とりあえずこれさえ抑えておけば問題ないです。
1に関してはhuffyuvとLagarith losslessなんかが有名ですね。
ファイルサイズを抑えたい場合は、iris dv codec や Canopus HQ Codec、QuickTime系のMotion JPEGなんかがオススメです。
3に関しては最近はウェブサイトでもH.264のmp4ファイルが主流ですが、公開用のファイルはxvidやDivxなどのコーデックを使用して、再生負荷の少ないaviファイルにする人も多いです。
■映像ソースと曲の組合わせについて
これに関しては、はじめのうちは映像ソースを絞って作ったほうがいい気はします。
映像ソースをころころ変えるなんて、作品に対して愛が(ry なんて野暮なことはいいません。
1.頭の中にどこにどの映像があるか把握できて、シーンを選択する際の手間が省ける。
2. 再度エンコードする手間が省け、作業時間の短縮になる。
3.素材を流用できて作業時間の効率化が図れる。
1については動画MADにおいて、シーンの取捨選択はかなり重要な要素です。特に1クール作品はまだしも、2クールや3クールなどになると、どこにどの素材があるかは分かりづらくなるので、ソースを定めておくとその辺りで作りやすくなります。
2に関してはいわずもがな、エンコード時間だけでなく、ファイルサイズ的にも素材を絞っておくといいですね。
3については、例えば切り抜いた素材や、部分的にカットした素材なんかは次回作でも使えるのでいいですね。
■編集について
編集するにあたって、曲調にあった編集、全体の構成がかなり重要な位置づけになってるかと思います。
これができていないと、いくらエフェクトや切抜きを多用して編集技術が高くても内容がスッカラカンのものになってしまいます。
1.歌詞やフレーズにあわせたシーン選択と切り替え
2.ベース、ドラム、ピアノなどのリズムにあったシーンの選択と切り替え
2.AメロBメロサビの全体を意識した、シーンの選択と切り替え
1に関しては例えばあまり合わせすぎるとかえって違和感を与えかねないので、自然に合わせるのが重要です。切り替えのタイミングもなるべくフレーズや単語にあわせていくと綺麗につながります。編集のうまい人になると、あえてタイミングをずらしてみたり、短い時間の間に連続でカットを入れてうまく魅せる人なんかもいます。
2については普段から音楽を聴く際にボーカルだけでなくバックのリズム隊にも意識するといいかと思います。特に人物や物が勢いよく動くシーンなんかを合わせると、いい具合に音をハメることができます。ドラムが強く打たれた瞬間に爆発するカットを挟んだり、ピアノが強く弾かれた際に殴られるみたいな感じですね。
3については、難しいですが、抑揚をつけた編集を意識したものでないと、サビで盛り上がりに欠けてしまいます。その辺を意識して全体的に似たようなカットや場面展開をせずに、それぞれの場面で違った味を出せていくようにすると、いいかと思います。
とりあえず今回はこの辺で