2009年 11月 4日 |
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新型インフルワクチン接種前倒し始まる
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新型インフルエンザのワクチン接種について岡山県は持病がある人のうち入院患者と施設の入所者へのワクチン接種を4日から前倒しして始めました。このうち岡山市民病院では、肝臓病や糖尿病などの持病がある入院患者へのワクチン接種が始まりました。本来は今月中旬からの予定でしたが、最初に実施した医療従事者への接種回数を国が2回から1回に減らしたことからワクチンが余り、前倒しされました。この病院には、対象となる入院患者が109人いますが、ワクチンの数は足りるということです。それ以外の持病がある人と妊婦へのワクチン接種は今月16日から始まり、県では初診でも接種できる県内763の医療機関をホームページ上で公表しています。一方、香川県では県内約150カ所の医療機関にワクチンが届けられ、準備が整い次第、接種を始めるということです。
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新内海ダム建設中止を求める署名を県に提出
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推進派と反対派の対立が深まっている小豆島町の内海ダムの問題です。ダム建設に反対する市民グループが4日、建設の中止を求める署名を香川県に提出しました。署名を提出したのは社会問題に取り組む大阪大学の学生などで作る市民グループです。香川県内や関西地方などで集めた約1万3000人の署名を提出しました。署名活動は今年2月、建設に反対する地権者に賛同して始めたもので、「新しいダムの建設は巨額な税金の無駄遣いである上に観光名所、寒霞渓の景観が大きく損なわれる」として計画では県や国が総事業費185億円をかけて現在のダムの7.5倍の貯水量を持つ新たなダムを建設します。県は今年度中にダムの本体工事に着手する方針ですが反対派の地権者など約120人は中止を求め、高松地裁に提訴していて対立が深まっています。
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自衛隊員が新入隊員にケガ負わせ懲戒処分
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陸上自衛隊日本原駐屯地の男性3等陸曹が訓練中に新入隊員を蹴り全治10日間のけがを負わせたとして、4日付けで、停職5日の懲戒処分を受けました。懲戒処分を受けたのは、日本原駐屯地の第13特科隊に勤務する25歳の男性3等陸曹です。自衛隊によりますと、この3等陸曹は、今年8月24日午後2時ごろ、日本原演習場で大砲を撃つ訓練中に、男性新入隊員が、大砲の操作方法を数回、誤ったことに腹を立て、この隊員の左腕を蹴り、全治10日間のけがを負わせたということです。3等陸曹は、新入隊員の教育係を務めていて、「ひどいことをしてしまった。深く反省しています」と話しているということです。
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移動式の植物工場 お披露目
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未来の農業の形なのかも知れません。土を使わず、照明で野菜や果物を育てる移動式の「植物工場」が4日、岡山市でお披露目されました。幅4.2メートル、奥行き1.1メートルのこのコンテナ。LED照明と培養液を使って1度に80人分のレタスやイチゴなどを栽培できます。温度や肥料の量はコンピューターが自動で管理します。コストは露地栽培よりも高いということですが農地要らずで移動できるほか天候や病気に左右されず、安定して収穫できるのがメリットです。国の補助事業に選ばれ、岡山市の両備グループが開発しました。国は植物工場の普及による自給率向上にも期待を寄せていて、3年後までに全国で150カ所に設置することを目指しています。
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イオンが高松でネットスーパー
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スーパーのジャスコなどを展開するイオンはインターネットで注文を受け、その日に配達するネットスーパーを4日から高松市の店舗で始めました。サービスを始めたジャスコ高松店ではインターネットで受けた注文に対して配送に向けた作業が行われました。生鮮食料品など6000品目を扱っていて注文を受けたその日のうちに商品を配達します。イオンでは全国60の店舗でネットスーパーのサービスを展開していますが、中四国では高松と高知が初めてです。ネットスーパーは子育てをする主婦や高齢者などを中心に利用者が増えていて、イオンでは利用状況を見ながらサービスを行う店舗を広げたいとしています。
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