高山に卍固めを決める小川=JCBホール
「IGF」(3日、JCBホール)
小川直也が、高山善廣との初の一騎打ちを制した。序盤にナックルパンチを受け「オラ、オラ、やってやる!!」と、オープンフィンガーグローブを投げ捨て激高。頭突きを8連発、ヒザ蹴りや岩石落としを被弾するも、最後は目を血走らせ、裸絞めで勝った。
やっと実現した一戦を制した小川だったが「難しい試合だった。高山とは何回もやらなきゃいけない。今日のことは今日のこと」と謙虚だった。今後は「IGFに骨をうずめる気持ちでやりたい。年齢的に1試合を大切にしていきたい」。“暴走王”は引退も視野に入れつつ、ラストスパートを誓った。
(2009年11月3日)