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【芸能・社会】ゴダイゴ・タケカワの四女デビュー2009年11月5日 紙面から 「ガンダーラ」などのヒット曲で知られる5人組バンド「ゴダイゴ」のメーンボーカル、タケカワユキヒデ(57)の四女で、シンガー・ソングライターの武川アイ(21)が、4日発売のシングル「I WILL」でデビューした。伸びやかでありながら、悲しみや憂いも兼ねそろえたその歌声は、幅広い世代にわたって親しまれそうだ。 目元の特徴が父にそっくりな武川は1988年9月4日生まれ。東京都出身で、早稲田大学国際教養学部の2年生だ。父がシンガー、母がピアノ講師であったことから、幼少時代から楽器に触れる機会が多く、ピアノやギターを自ら習得したそうで、食事後は父や6人の兄弟姉妹とともに、家族だんらんの演奏会なども行っていたという。 多感な時期を迎えると、何もかもがうまくいかず、自分の将来について真剣に悩んだ。そんな中、いちばん気持ちを落ち着かせてくれたのが音楽だった。ありのままの気持ちを歌詞につづり、音に乗せることで、たくさんの楽曲が生まれた。 そして、15歳から本格的に歌手の道を目指すことを決めた。父のタケカワから「やるからには真剣にやりなさい」とだけアドバイスされたという。16歳から録音を開始し、完成した楽曲は現在70曲を超える。 デビュー前日の3日には、東京都内で有力ブロガーを対象としたプレミアムライブを開催。自分自身への応援歌として制作したデビュー曲「I WILL」をはじめ、故マイケル・ジャクソン氏の名曲「アイル・ビー・ゼア」のカバーなど5曲をパワフルに熱唱し、「親しみやすい、隣の女の子という感じの、多くの人にとって身近なアーティストになりたいと思います」と抱負を語っていた。 また、東海地区では先月からFM放送局「RADIO−i」の「Friday Beat Jam」内のコーナー(金曜午後8時)をはじめ、CBCラジオ「武川アイのプレシャス・ソングズ」(土曜午後9時)など、3本のレギュラー番組がスタート。早くも注目の新人歌手として話題沸騰中だ。 今月17日には、東京・渋谷のライブハウス「DUO」で、デビュー記念ライブを開催する。
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