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G大阪・播戸、出場機会求め移籍へ ブログで発表

◆ クラブとの契約延長せず ◆

 G大阪の元日本代表FW播戸竜二(30)が4日、クラブとの契約を延長しないことを自身のブログで発表した。今季はFWレアンドロ(現アルサード)らの加入により出場機会が激減。出番を求める本人とクラブ側が話し合った末に、クラブは契約延長を打診せず、本人も新天地へと移籍を決断した。リーグ戦残り4戦と天皇杯が「G大阪・播戸」のラスト舞台となる。

◆ 最後まで2冠奪取に全力尽くす ◆

 ナニワの闘魂ストライカーが、青黒のユニホームに別れを告げることを決断した。4日の練習後、播戸は自身のブログで「播戸竜二は、来季ガンバ大阪との契約を延長しないことになりました」と公表。98〜99年と06年からの計6年間在籍したG大阪を今季限りで離れ、新天地に移籍することを明かした。

 06年にはリーグ戦で16ゴールを挙げ日本代表初選出。昨季も肝機能障害で長期離脱を強いられながら、柏との天皇杯決勝では決勝弾を叩き込む活躍を見せた。しかし、今季はFWレアンドロらの加入により出場機会が激減していた。

 ブログでは「ガンバでずっとやりたい半面、プレー時間が少なくストレスを抱えている自分がいたのも事実」と胸中を吐露。クラブとも話し合った末に、クラブ側は来季の契約延長を打診せず、出番を求める本人も移籍を決断した。現段階では他クラブからの正式オファーは届いていないが、ゴールへの嗅覚(きゅうかく)はさびついておらず、複数クラブが獲得に乗り出すはずだ。

 本人は「プロやし就職活動をやっていかなあかん」と話しているものの、ラスト2カ月はG大阪に全力を尽くす構えだ。「リーグ戦のタイトルはまだ獲ってないし、天皇杯も連覇がしたい!」。残るはリーグ戦4試合と天皇杯。「G大阪・播戸」が、惜別弾でクラブの2冠奪取に貢献する。

[ 2009年11月5日付 ]

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