2009年11月4日 20時11分更新
新型インフルエンザにかかった際に症状が重くなりやすい持病がある人ついて4日から優先的にワクチンが接種されることになり岡山県内の病院で接種が始まりました。
新型インフルエンザのワクチン接種については、先月から医療従事者に対する接種が始まっていますが、ぜんそくや糖尿病などの持病がある人のうち、病院に入院している人などについては今月中旬に予定していた接種を4日から前倒して行うことになりました。
このうち岡山市北区の岡山市立市民病院では、入院している患者に医師がインフルエンザのワクチンを接種していきました。
接種を受けた74歳の女性は「病気をしていて抵抗力がないので比較的早い時期にワクチンを接種してもらえるのは非常にありがたいです」と話しています。
県によりますと接種の対象となる入院患者などはおよそ2万3000人に上ると見られ、これらの人たちはそれぞれ原則として2回接種を受けることになっています。
持病があっても入院していない人や、妊婦については今月16日から接種が始まるということです。