岡山放送局

2009年11月4日 20時11分更新

踏切事故防止キャンペーン


踏切での事故を防ごうと4日、岡山市中区にあるJR山陽線の踏切でJRの社員などがマナー向上を呼びかけるビラ配りを行いました。

これは踏切での無理な横断による事故があとを絶たないことから、JRが行ったもので、4日は岡山市中区の窪田踏切にJRの社員と警察官あわせて7人が集まりました。

社員らは通勤・通学中の人たちに「やめよう、止めよう無理な横断」と書かれたビラを配りながら、警報が鳴り始めたら無理な横断をしないことや、踏切を渡る前は車だけでなく歩行者も必ず一時停止をすることなどを呼びかけていました。

JRによりますとことし4月から3日までに岡山支社管内で起きた踏切事故は6件でこのうち4人が死亡しています。

原因別にみると警報がなりはじめてから踏切に侵入して事故にあったケースが5件で、残りの1件は警報が鳴る直前に渡り始めて事故にあったケースだということです。

JRでは「踏切を渡ったあとの状況や自分の歩く速さを考えて、踏切を横断するようにしてほしい」と話しています。