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名城「まさか…」WBC会長への土産が税関で没収

日本刀の模造品を手にポーズをとる名城だったが…(右は安田幹男)

◆ 総会に出席、模造刀を贈る予定が失敗 ◆

 韓国・済州島で行われていたWBC総会に出席していたWBAスーパーフライ級王者・名城信男(28=六島)が4日、関西空港に帰国し、会見した。

 現地では到着早々、思わぬハプニングがあった。WBCで存在をアピールしようと、スレイマン会長への土産として持ち込んだ日本刀の模造品が、税関で没収された。「まさか没収されるとは…。いいやつを買ってきたんですけどね」。費やした9000円が無駄となり、うなだれるしかなかった。それでも対戦を熱望するスーパーフライ級の3団体統一王者・ダルチニアンのプロモーター、ゲーリー・ショー氏に接触するなど成果はあった。「顔は売れましたね」。最後は笑顔を取り戻して、愛妻の待つ自宅へと向かった。

[ 2009年11月5日付 ]

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