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今季8位と低迷し、2年連続で無冠が決定的な浦和が4日、鹿島の韓国代表候補DFパク・チュホ(22)を獲得するために正式オファーを出したことが分かった。DF三都主アレサンドロ(32)が今季途中に名古屋へ移籍したために、手薄となった左サイドバック(SB)補強に、浦和は今季封印したアジア枠をついに行使することを決めた。
無冠危機にひんしている浦和が仁義なき左SB補強に再び動き出した。
関係者によると、浦和強化部が4日、鹿島に対して、DFパク獲得の正式オファーを出したことが発覚した。今季水戸からJ1王者に移籍した“コリアン・レフティー”は今季リーグ19試合で先発出場したが、8月15日の大分戦から9試合連続で出番なし。韓国代表候補にも入り、来年2月の東アジア選手権での選出の可能性が浮上するなど将来も期待されている。鹿島との契約も1年契約で移籍金はゼロ。推定年俸1000万円という超格安な“優良物件”だ。
07年のACL制覇など数々のタイトルを手にした黄金時代の浦和はアジアサッカーでの最大の強国の強化につながる韓国人選手獲得を避けてきたが、今季Jリーグのアジア枠導入とともについに封印を解いた。
左SBはアキレスけんだった。今季不振にもかかわらずに来季続投の決まったフォルカー・フィンケ監督(61)は開幕前マリティモに去った左SB相馬崇人の慰留説得に失敗したが、今夏の移籍市場で同じポジションの三都主を完全移籍で名古屋に、大卒ルーキーDF野田を岡山にレンタルで放出。計画性の欠如が響き、ボランチからシフトされた細貝が負傷を抱えながら、強行出場を続けるという苦境にひんしていた。
信藤健仁TDは7月、鹿島強化部に左SB新井場徹(30)獲得の申し入れを一蹴されたばかり。宿命のライバルの先発SB獲得に失敗後、サブ獲りに走るというなりふり構わぬ補強策で、かつての常勝軍団は浮上の契機を探っている。
◆パク・チュホ 1987年1月16日、韓国ソウル市生まれ。22歳。08年、崇実大を休学し、J2水戸に加入。今季鹿島に史上初の韓国人選手として移籍し、左サイドバックの主力に定着。特技はテコンドー。J1通算19試合出場0得点。176センチ、71キロ。左利き。
(2009年11月5日06時03分 スポーツ報知)
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