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牛丼「大食い」強盗、犯人の画像公開 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:強盗事件
ギャル曽根も真っ青の強盗だ。19日午後10時25分ごろ、神戸市灘区味泥町の牛丼店「吉野家」フェニックスプラザ摩耶店で、牛丼特盛など計10品を約2時間かけて食べ終えた客の男が男性店員(20)に棒のようなものを突き付け「金出さんかい」と脅した。店員がレジを開けると現金約8万円を奪って逃げた。灘署は強盗事件として捜査している。
食べるわ、食べるわ。こんなに食べても走って逃げたのだから、よほど大きな胃袋だったのか。
灘署によると、男は19日午後8時半ごろ来店。計10品を次々と注文した。「しゃべることもなく、黙々と食べ続けた」(捜査幹部)という。
吉野家によると、男が注文したのは特盛セットやカルビ焼定食などだが、合計で4060円ナリ。同社ホームページを元にカロリー計算をすると5900キロカロリー前後にもなる。ちなみに30代男性の1日の必要カロリーは、立ち仕事などをする人だと2500キロカロリー、軽作業をする人は3000キロカロリーが目安だ。
食べ終えたとき、店内に他の客はいなくなっていた。男は伝票を店員に渡し、店員はレジで入力を始めた。すると男はすき間からカウンター内に侵入。店員の隣に立って胸ぐらをつかみ、細くて短い棒のようなものを突きつけた。
「金、出さんかい」「はよ、レジ開けんかい」
店員がレジを開けると紙幣や小銭合わせて約8万円をわしづかみにしてポケットにねじ込み逃走した。当時、奥の調理場に別の店員2人がおり、騒ぎを聞きつけて出てきたが、3人とも男を取り押さえようとはしなかったという。
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