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ミャンマー反政府運動参加の男性を強制送還 難民弁護団が抗議
難民申請が認められず訴訟準備中だったミャンマーの少数民族の男性が10月末に強制送還されたことについて、在日ビルマ人難民申請弁護団は4日、「重大な人権侵害を招く危険があり、国際社会から強く非難されるべき行為」とする抗議書を法務省に送った。
抗議書によると、男性は平成19年8月、反政府運動に参加後、迫害を恐れて来日し難民申請した。今年2月に難民不認定と強制送還の処分を受け、8月には不認定への異議も棄却されたため、処分取り消しを求めた訴訟の準備をしていた。
弁護団によると、16年にはスイスが送還した少数民族の難民申請者がミャンマーの空港で逮捕されたケースがあり、渡辺彰悟弁護士は「彼の身に何が起こるか分からず怖い」と指摘。
一方、法務省入国管理局は「抗議書について確認できず、何とも申し上げられない」と話している。
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