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東北6県、梅雨明けなく秋に 6年ぶり

 仙台管区気象台は10日、「東北6県は梅雨明けと判断できる時期がないまま、秋への移行期に入った」と発表した。梅雨明け時期は1951年以降発表しているが、特定できなかったのは、2003年以来6年ぶり。

 気象台は、東北の梅雨明け宣言を北部と南部に分けて発表しており、03年も北部南部ともに梅雨明けが特定できなかった。梅雨明けがなかったのは、東北北部では5回目、南部では4回目となる。

 気象台は原因について「オホーツク海高気圧の影響でぐずついた天気が続き、8月に入っても晴れの日が長続きしなかった」とした。ここ数日も、太平洋高気圧と三陸沖の高気圧の間に挟まっている前線が東北地方全域にかかり、北部は曇り、南部は雨が降りやすい日が続いている。〔共同〕 (22:29)

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