警視庁は８日、自宅に覚せい剤を隠し持ったとして、女優の酒井法子（本名・高相法子）容疑者（38）を覚せい剤取締法違反（所持）容疑で逮捕した。同日夜、同庁施設に出頭した同容疑者は、夫の高相祐一容疑者（41）が渋谷区内の路上で現行犯逮捕された３日未明から所在が不明で、同庁が逮捕状を取って行方を捜していた。同庁は覚せい剤の入手経緯を調べるとともに使用の有無を捜査する。
酒井容疑者は８日午後８時ごろ、東京都文京区内の同庁施設に出頭し、午後９時40分ごろ、渋谷署に身柄を移された。調べに容疑を認める供述をしているという。
同庁は８日までに酒井容疑者の東京都港区南青山の自宅マンションの部屋を家宅捜索し、化粧ポーチの中から微量の覚せい剤と吸引用の器具を押収。吸引器具の付着物のＤＮＡの型が同容疑者のものと一致したという。
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