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質問サイトの質問者「答えないなら見るな!」の傾向

11月03日 00時26分

 ユーザー同士が協調して意見を出し合い、そこで得た「集合知」により、課題解決を目指す「Yahoo!知恵袋」「教えて!goo」「OkWave」「発言小町」などの「質問サイト」が、一般的な市民権を得つつある。かつては、「Web2.0」などと謳われ、敷居の高さが目立った同種のウェブサービスだが、最近では主婦や中学生など、かつてはインターネットに疎いとされた層からの書き込みも目立つようになった。

 2年ほど前に、SNS「mixi」や「モバゲータウン」「GREE」で他人のページにアクセスしたのにも関わらず、メッセージを送るなどのあいさつをしない「踏み逃げ」や、更新した日記にコメントを残さない行為「読み逃げ」が話題になった。これらの行為を「非常識で失礼」とした一部ユーザーが、「読み逃げ禁止」などを掲げ、アクセスしたユーザーに何らかのアクションをすることを強いた。これらが要因となり、SNS疲れを意味する「mixi疲れ」という新語が生まれたとされている。

 人と直接相対する必要のある「リアル」での場ならまだしも、そうではないネット上で「あいさつ」や「コメント」を強いられることに対して「息苦しい」との意見も出る。しかし、この傾向は「質問サイト」でも顕著になりつつあるのだ。

 質問サイトの代表格である「Yahoo!知恵袋」のデイリーランキングで「回答数の多い質問」を見ると、最も回答が寄せられている質問を含む8つの質問のタイトルに「答える気が無いなら、見ないで」「見た人は絶対答えて下さい。答えない人は見ないで下さい。約束ですよ!」「絶対に答えて下さい」などと、回答を強いる文言が加えられている。(10月31日16時現在)。中には、「見たら、答えないとうつ病になります」というものもある。

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