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栃木・足利事件で再審公判が始まる/誤判究明に一歩/DNA型鑑定人を証人採用【救援新聞】

テーマ:人権侵害/冤罪
2009-11-03 19:44:22
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足利事件の再審開始を勝ち取るために少なからぬ力を尽くした日本国民救援会の機関紙「救援新聞」(2009年11月5日号)から。

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栃木・足利事件で再審公判が始まる
宇都宮地裁 誤判究明に一歩
 
 1990年に栃木県足利市で幼女が殺害された足利事件で、無期懲役刑を受けて17年半拘束されていた菅家利和さんの誤った裁判をやり直す再審公判が10月21日、宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)で始まりました。
 午前9時50分、秋晴れの青空が広がる宇都宮地裁前。菅家さんは「40年ぶりに着た」というグレーのスーツ姿に、63歳の誕生日に国民救援会千葉県本部から贈られたネクタイを締めて裁判所前に現れました。取り囲む記者団に「今日の天気のようにスカッとした気持ち」と述べ、声をかける支援者に笑顔を見せて入廷しました。
 この日の裁判では、菅家さんと弁護団が求めていたDNA型の再鑑定人の証人尋問が決定したほか、不起訴となった別の2事件の「自白」テープの提出命令が検察に対し出されるなど、菅家さんと弁護団の要求が通り、誤判原因の究明に向けて一歩ふみ出しました。

 公判では、菅家さんの弁護団と検察双方が意見陳述と証拠調べ請求をおこなったほか、菅家さんが獄中から家族に送った手紙が朗読されました。
 「みんなに会いたい」「早く外に出たい」――。手紙が読み上げられると、菅家さんは眼鏡をはずし、溢(あふ)れる涙を手で押さえました。
 閉廷直前、突然菅家さんが手を挙げて立ち上がり、声を振り絞って裁判長に訴えました。
 「私を取り調べた検事を出廷させてください。そして、真犯人を探してください」
 裁判長は制止せず、「意見として記録します」と答えて閉廷しました。
 次回公判は、11月24日です。

―――

【解説】 DNA型鑑定人を証人採用

 再審裁判は、菅家さんを有罪にした裁判をもう一度やり直す裁判です。起訴状の朗読からはじまり、証拠調べをおこない、判決にいたります。
 しかし、これまでの裁判で出された証拠は菅家さんを有罪にするものしかありません。そこで弁護団は、警察庁科学警察研究所の誤ったDNA型鑑定と、強要されたウソの「自白」を証拠から排除するよう裁判所に求めました。
 裁判所は、これらが排除するべき証拠かどうかを判断します。その判断材料とするため、弁護団はDNA再鑑定をした2人の鑑定人の証人尋問を求めました。弁護側が推薦する筑波大・本田克也教授と、検察側が推薦する大阪医科大・鈴木廣一教授です。今回裁判所は、この2人の鑑定人を証人として採用することを決定しました。弁護団はこの訴訟指揮を高く評価しています。
 両教授とも、菅家さんのDNA型と犯人のものとされるDNA型は違うと主張しましたが、本田教授は、当時の科警研の鑑定方法自体が間違っていると明確に主張しています。
 また、菅家さんのウソの「自白」調書を証拠から排除するため、弁護団は、不起訴になった別の2事件の取調べで録音された菅家さんの「自白」テープの証拠採用を求めました。裁判所は、「証拠調べの採否を検討するため」として、テープを提出するよう検察に命令しました。証拠として採用するかどうかは、次回公判以降に判断されます。






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