<国民と政治動かす 臨時国会の焦点(5)>「普天間」問題/揺れる政権/怒りの沖縄【しんぶん赤旗】
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2009-11-02 15:34:07
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国民と政治動かす/臨時国会の焦点/5/「普天間」問題/揺れる政権/怒りの沖縄
2009.10.26 日刊紙 2頁 総合 (全1,186字)
「建設的野党の力で、われわれの声を政権に届けてください」 22日、はるばる沖縄から上京した「普天間基地の県内移設に反対する県民会議」の代表15人の一人、ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表がこう力を込めました。日本共産党の市田忠義書記局長に、米軍普天間基地即時返還、名護市辺野古への新基地建設撤回にむけた支援を要請した際の言葉です。
■堂々と交渉
市田氏は、「要請事項に全面的に賛成します。アメリカと本腰をすえて堂々と交渉することが大事。政権にも率直に意見をのべて、国会でも全力を尽くします」と答えました。
民主党県議も含む超党派の一行は翌日、防衛省、外務省など所管省庁にも要請。しかし、その日の夕方には岡田克也外相が、「県外か国外への移設」としてきた従来の考えを転換させ、「県外は事実上選択肢として考えられない」と発言し、辺野古での新基地建設、米軍嘉手納基地統合を検討する考えを示しました。
上京団の一人は怒りを込めて話します。「私たちが要請した直後の発言。政権は、沖縄県民のことなど頭の中にないのではないか。あるのは米国の圧力だけで、対米従属ぶりは前自公政権と同じではないか」 岡田外相による“方針転換”発言直前の20、21両日、ゲーツ米国防長官が来日し、鳩山由紀夫首相、北沢俊美防衛相、岡田外相と相次いで会談。同長官は、「普天間の代替施設なしに(在沖米海兵隊の)グアム移転はない。グアム移転なくして兵員の縮小や土地の返還もない」(21日の会見)との脅しまで使って、新基地建設を迫りました。米紙ワシントン・ポスト(22日付)は、長官は、防衛省による夕食会や外国賓客を迎える際に行う栄誉礼の申し出も辞退して、日本に「警告」したと伝えました。
“普天間移転”に関して鳩山首相はこれまで「時間をかけて結論を出す」姿勢でした。しかし、23日には「早く結論がでればそれに越したことはない」と転換しました。「しかるべきところで私が判断する」とはいいますが、ゲーツ長官が、岡田外相との会談で、来月12日のオバマ大統領来日までに結論を出すよう求めたと報じられており、米側の圧力が透けてみえます。
22日夜、国会近くの星陵会館。上京した「県民会議」代表と支援団体が開いた緊急集会の壇上に、日本共産党の穀田恵二国対委員長、赤嶺政賢衆院議員とともに、民主党、社民党の与党国会議員が並びました。
穀田氏が「ゲーツ長官の発言はけしからん。日本は植民地ではない。普天間基地をなくせ、新しい基地はいらないという県民の意思は明確に表れている。党としてこの立場を貫く」と決意を表明すると、民主党の今野東参院議員は、「ずっと話をきいてきて、共産党はいいなあと思う。こういう主張を民主党の中でしていかなければ」と発言しました。
米軍再編問題はまさに正念場を迎えています。
(遠藤誠二) (おわり)
しんぶん赤旗