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「アニメの殿堂政争の具」 文化政策テーマにシンポ 文芸大
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2009/11/04 |
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浜松市中区の静岡文化芸術大でこのほど、文化政策をテーマにしたシンポジウム「国立メディア芸術総合センターを考える」(同大メディアアートフェスティバル実行委主催)が開かれた。パネリストたちは“国営マンガ喫茶”とやゆされた同センターについて「正確に報道されず、政争の具にされてしまった」などと指摘した。 同センターの問題を切り口に、国内の文化政策やメディア芸術の振興策について意見交換した。 専門のパネリストたちは「センターは本来、メディア芸術の国際的な拠点施設であり、『国営マンガ喫茶』『アニメの殿堂』といった呼び名は的外れだった」と指摘。政治利用されたことやメディアへの批判のほかに「文化が無駄なもののようにとらえられていることが問題」「政治問題化でメディア芸術の本質的な課題の議論が抜け落ちてしまった」といった意見が上がった。
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