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  ポジティブ
2006年07月19日

僕はよく人から、ポジティブだと言われる。

それも『超』がつく程のポジティブらしい。

自分に都合よく考えてるだけだ、と言われる事もある。

そーなのかもしれない。

でも自分に対して損に思うより、得したと感じる方がよいと僕は思ってる。

だから前向きに捉える。

2年前のちょうど今頃、大切にしてたブランドモノの財布をなくした事がある。

それから数日後、今度はアドレス帳がいっぱい入った携帯電話をなくしてしまった。

たて続きに嫌な事が続き、僕はかなり落ち込み、悲観的になった。

もし神様がいるなら、どんな意味があって僕がこんな目に合ってるのか聞いてみたかった。

周りの友達は当然のごとく「自分の不注意」だと言う。

もちろんその通り。

だが、こうもたて続けに嫌な事が起こると「自分の不注意」だけでは納得がいかない部分もあったのだ。

そんなある日、この事を知人に話したら、その人は笑いながらこう答えた。

「気分一新して再スタートって事なんだね〜♪」と…

周りからすると、ただの慰めの言葉にしか聞こえなかったと思う。

だけど僕には違った。

「なるほど、これはそーゆー意味の出来事だったのか」

と心底思った。

人の思いとは不思議なもので、あれだけ悲観的になっていた気分は一転した。

僕は新しくスタートを切った気持ちになり、最高にフレッシュな気分になったのだ。

そんな気持ちになってすぐ、今の事務所にお世話になる事が決まった。

本当に人生の再スタートを切ることになったのだ。

気持ち一つで人生こうも変わるのかと、初めて気付いた瞬間だった。

それから僕は、何事も意味ある出来事として捉えるようになった。

良いことも悪いことも。

出逢いも別れも。

全てが今の自分にとって、必要だから起こっている…

そう考えるようになったのだ。

ただの偶然かもしれない。

だが僕は必然だと考える。

僕にとってポジティブとは、ただそれだけの事なのだ。

 
 
 
  パートナー
2006年07月12日

僕は時々、こんな言葉を耳にする。

「向いてないから無理はやめとけ。」

「絶対失敗するから無茶するな。」

何かを始めようとする時に、必ず誰かから聞かされる言葉だ。

小さい頃は、親からもよく聞かされた言葉かもしれない。

「この子はそういうの苦手だから…」

「どーせ出来ないんだから、最初からやめときなさい。」

自分の為を思っての、親や友達からの愛の形かもしれない。

しかし僕には周りが勝手に、自分の限界を決めつけているようにも思える。

もちろん悪気があっての行為ではない。

心配や不安からくる親切心だと思う。

しかし、その人が持っている可能性の芽を、早い段階で摘んでしまう行為であることも事実だ。

こうした可能性の芽を摘む行為が、今までの人生の中で知らないうちに起こっている。

そして知らないうちに、自分の心の中に『制限』をインプットさせていたりする。

何かをやろうとする時、頭をよぎる過去からの言葉…

「おまえには無理だから…」

いつのまにか、自分の可能性に対して否定的、もしくは制限的になっていたりしている。

だからこそ僕は思う。

誰もが必ず持っている可能性を、最大限に発揮する為の『パートナー』という存在が必要だと思うのだ。

いつも何があっても、自分を信じてくれる人。

弱点や欠点も含めて、自分のあるがままを受け入れてくれる人。

一緒に笑い、泣き、全てを分かち合える人。

そして、自分の成長に本気で関わり続けてくれる人…

たった一人でもそんなパートナーに出逢えたら、人生は本当に豊かなものになると思う。

自分のパートナーとは誰なのか?

また自分は、その人にとってどんなパートナーなのか?

その人が自分に何をしてくれるかを考えるより、自分は何を与えるのか?

毎日そう考える、素敵な日々を送りたいと僕は思う。

当然の事だが、

僕はいま、本当に素晴らしいパートナー達に囲まれ、最高の人生を送れている。

感謝だ。