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【格闘技】

小川が高山に逆転勝ち イノキゲノム

2009年11月4日 紙面から

場外で高山善廣(右)を攻める小川直也=JCBホールで

写真

◇GENOME10

 ▽3日▽東京・JCBホール▽全8試合▽観衆2780人

 IGFの看板・小川直也(41)が“帝王”高山善廣(43)に崖っぷちで逆転勝ち。12分5秒、裸絞めで勝ったが「むずかしい相手だったね、再戦するしかないだろう」といまひとつ納得のいかぬ表情だった。

 3月の広島大会が発端だった小川と高山の遺恨試合。スーパーヘビー級同士のダイナミックな激突が期待されたが、闘志だけが空回り、内容がともなわなかった。高山が終始、主導権を握った。小川の得意なヒザげり、必殺技STOに耐えて、エベレスト・ジャーマンを放つなどしたが、小川が「猪木IGFを背負っていく」という意地を見せて逆転した。「いろいろ団体を見てきたが、ここに来て3年、IGFに骨を埋めるつもりでやっている。高山とはこれから何回か戦っていくことになるだろう」と小川。ヘビー級を引っ張ってきたという自負がある。高山との再戦がプロレス復興の起爆剤になってほしい。 (門馬忠雄)

 

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