デデン日報

社長トークショー [ＭＭＡ]

行って来ました 『ｋａｍｉｐｒｏ BOM-BA-YE KAMIKAZE　～榊原信行トークショー～』

観客は２００人程で立ち見も出る大盛況。
会場にはPRIDE34で使われたリングマットが敷かれて所々に血の跡が付いてました。

司会のジャン斉藤編集長の「大物Ｓ氏の登場です！」の呼び込みで登場したのは佐伯広報。明日DEEPの大阪大会があるってのにこの出オチのために東京に残ってたそうな。佐伯さん自身も現状では今後のPRIDEに自分が残れるかどうかは分からないとのこと。

改めて榊原社長がPRIDEのテーマに乗って登場。
ロレンゾから緘口令を敷かれたそうで、今後のPRIDEに関する話題は少なく、過去の思い出話が主に。雑誌のインタビューで読んだような内容がほとんどでしたが、それはそれで改めて本人の口から聞けると面白いもので。

そんな中でサプライズだったのが、ＰＲＩＤＥ３４で流れるかもしれなかった幻の「シウバvs桜庭」の煽りＶの上映。kamiproの佐藤Ｐインタビューで作っていると語っていた幻のＶが上映されて会場も大盛り上がり。
シウバがダンヘンにやられた映像からシュートボクセに帰ったシウバの映像→過去のシウバの試合の映像に「俺には戻る所がある・・・お前はどうしてる」という立木さんの台詞。そこから過去の桜庭との試合が流され、最後に「ヴァンダレイ・シウバvs桜庭和志」という鳥肌ものの内容。シウバの相手を当日発表にして、このＶＴＲで発表しようとしてたらしいですが、実現してたら会場爆発してただろうなー。　これはこれで悪くないですけど。（８分辺り）
ＶＴＲの上映後に佐藤Ｐと島田レフェリーがゲスト参加してましが、佐藤Ｐは既に次回大会のオープニングＶの製作に入ってるとか。早く見たいもんです。

以下、覚えてる範囲で箇条書き。
・事業部会に提出した２枚の企画書がPRIDEの始まり。
・高田vsヒクソンは高田が勝つと思っていた。
・ＩＧＦを観に行った。昭和の香りがした。
・２００３年に川又誠矢に呼び出され「独立団体立ち上げる（DNAという名前でミルコvs吉田を計画していた）つもりだが、PRIDEにミルコを参戦さえるという計画もある」と持ちかけられた。
・その当時はＫ１と揉めたくないというのが一貫した立場だった。
・警察には３度事情聴取で呼び出されたが警察は調書も取っていなかった。
・最初の男祭りはあくまでフジの要望。
・とにかく2003年については語り始めるとキリがない。
・フジの放送中止は２日前に聞いていた。
・最初のロス大会の一週間前にヒョードルから出場しないと言われた。
・その時点でボードッグが５０万ドルをヒョードルに提示していた。
・結局契約の倍のギャラをヒョードルに払って出場させた。
・06年の武士道ＧＰ２回戦名古屋大会はゴールデンタイムで放映する予定だった。
・PRIDE34に桜庭を出場させるために、会いたくない石井館長にも会った。
・PRIDE34の３日前まで田村を叙々苑で口説いたが落とせなかった。
・この前のホイス戦を見て「やらなくて良かったかも」と思った
・エド・フィッシュマンは偽者だったが、ロレンゾは信用している。
・ミルコの離脱について紙面では「快く送り出す」と言ったが本音は「ふざけんな！」
・ノゲイラも今年の正月明けまで倍のギャラで交渉したが契約には至らず。
・最後までPRIDEに残ると言ってくれたのはシウバとシュートボクセだけ。
・HEROSのプロデューサーはやらない
・現時点では話せない理由でPRIDEの次の展開が実現できていない。
・１０月に全てを語った本を出す。

最後は全員に握手と共にＣＤを配って終了。
２時間あっという間の中々に濃いイベントでした。次は早く大会を！

最後に配られたテラ笑顔なサイン入りＣＤ。中身はPRIDEのテーマソング。