(cache) 鳩山来留夫、第１子誕生！「由紀夫」命名に妻親族がＮＯ！

　「首相と顔が似てるだけ」（本人談）でブレーク中の芸人・鳩山来留夫（３６）の第１子となる男児が３日早朝、都内の病院で誕生した。以前から息子の名をズバリ「由紀夫」にすると明言していた来留夫だが、夫人の親せきから猛反対を受け、早くも「公約違反」の危機に。悩めるニセ首相は、命名権を師匠・ビートたけしに託す裏技も考え始めている。

　生まれたばかりの息子を抱き上げ、来留夫は言った。「意外にかわいくないね…。でも、頑張らなきゃ。鳩山ブームが去ったら、バイトしてでも稼ぐぞ」。午前５時７分、さおり夫人（２８）が出産したのは体重３３００グラムの男児で母子ともに健康。待望の後継者は奥さん似で、幸か不幸か鳩山一族には「全く似ていない」一重まぶたの持ち主だった。

　今年４月にできちゃった結婚をし、来留夫いわく「売れない芸人と結婚して４畳半で生活する羽目になって、泣いてばかりいた」夫人も感動に包まれた。来留夫にとって人生最良の日となったが、一方で直面しているのが「命名問題」だ。

　生まれ来るベビーが男児と分かった頃は、まだ自民党政権下。それでも政権交代を確信し、名前を「由紀夫」にすると広言していた来留夫だったが、実際に生まれると「いや～悩んでまして…」と“チキン”ぶりを発揮し始めた。

　前言撤回の理由は、１０月に入ってから夫人の親族に計画がバレたこと。緊急会議が開かれ「息子の名前を芸に使うなんてとんでもない」という極めてまともな意見が出て「『由紀夫』命名阻止」で一致したというのだ。

　ほぼ唯一と言っていいマニフェストを実行できないピンチに立たされたニセ首相は「由紀夫と名付ける確率？　１０～１２％ぐらいかな…」と、すっかりあきらめムードになっている。

　ただ、来留夫には事態を打開する切り札がひとつだけある。６年前から付き人を務める師匠・ビートたけしに「由紀夫」命名のゴーサインを出してもらうウルトラＣだ。「（命名を）殿に頼むのは（立場的に）難しいかと…。でも、殿ならば…」。国民的人気を誇る男が名付け親になれば、親族が納得する可能性もある。

　そもそも、たけしは今年５月まで「阿部定忠治」という芸名だった男に「お前、ハトヤマに似てないか？」という金言を授けて「鳩山来留夫」に改名させてくれた恩師。振り返れば「そのまんま東」「つまみ枝豆」などネーミングの名手でもある。鳩山由紀夫（本名・鶴見由紀夫）くん誕生のカギは、師匠が握ることになりそうだ。

　◆ＣＤデビュー決定　〇…来留夫は漫才コンビ「鳩山夫妻」の鳩山似幸（４７）とのデュエット曲「恋の永田町」（作詞・ダンカン、作曲・グレート義太夫）で、２２日にＣＤデビューも決定。インディーズで発売する同曲はこの日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ！」の公開生放送で初披露。７日には「Ｍ―１グランプリ」２回戦に挑む。