阪神・鶴、来季の“M−1グランプリ”の本命候補
鶴は岩隈投法の習得に励む |
“鶴の舞い”で飛躍だ!阪神の鶴直人投手(22)が高知・安芸での秋季キャンプ第2クール初日の3日、両手を左右に広げてから投げる脱力投法を取り入れるなど、5年目の来季に向け、あの手この手でアピール。この日、安芸入りした坂井信也オーナー(61)もブルペンから熱視線。来季も開催予定の“M−1グランプリ”の本命候補に挙げ、若き右腕の台頭を願った。
▼阪神・鶴 (個別練習で右手に白いタオルを持ち、両手を左右に広げると同時に左の足を上げて静止。その後、両腕をゆっくりと内側にグルグル回して、最後に右腕を振り抜くシャドー投球を10分ほど披露)バランスというか、力の入りどころを意識しました。今から(来季に向け)いい形をつくるためにやっています。(オーナーは)気にしないようにしたが、力が入った。ただ、名前を挙げてもらったのはうれしい。来年1軍で投げることが目標。(ドラフト1巡目の)立場的なものもある。やれるところを見せたい。
▼阪神・山口投手コーチ 力みがあるのでリラックスできるように。力を抜きながら投げるということ。下半身のトレーニングにもなる。
▼阪神・坂井オーナー 鶴君は、いいんじゃないかな。素人目ですけどね。今年の春のキャンプでは見ていない。ケガが多い選手なんで、ケガせず来年は頑張ってほしいね。
[ 2009年11月4日付 ]
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