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2009年11月3日(火) 19:25 |
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「陳情」システム変更で意見交換会
地方の自治体から国へ予算などの要望を行う「陳情」のシステムが民主党政権になり大きく変わります。 民主党本部による意見交換会が行なわれ、岡山県内の市町村長らが出席しました。
岡山市内の会場に民主党岡山県連の呼びかけに応じた県内9つの市町村長が集まりました。 一方、新たな陳情システムの説明に訪れたのは、党本部組織委員会の細野豪志委員長です。 2日、党本部で決まった新たな陳情システムについて双方の意見交換会を前に、まずは細野委員長による仕組みの説明が行われました。 これまで国への陳情は、県や市町村の担当者が予算編成のこの時期、予算獲得などを目的に一斉に東京の各省庁に出向いていました。 更に地元選出の国会議員にも要請し、調整してもらうなどしていました。 これを民主党では、今後全て地元の県連で一括して受け付け、そこで精査した上で党本部の幹事長室に上げ、そこから各省庁の政務三役に伝えていく方針です。 30分に渡る意見交換会のあと、出席した市町村長からは新たな陳情システムを好意的に受け止める声が多く聞かれました。 新たに始まるシステムは、省庁での直接の陳情は受け付けません。 今後、各市町村の膨大な陳情の受け皿として、民主党岡山県連では「地域主権委員会」を設け人数を増やして対応する方針です。
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