マクドナルド無料「カフェ」に長蛇の列

マクドナルドで行われた新コーヒーブランド発表 Photo By スポニチ

　今年１〜９月の連結決算で過去最高の売上高を記録した日本マクドナルドが３日、都内で同社の新コーヒーブランド「マックカフェ」の新商品発表会見を行った。代表取締役会長兼社長兼ＣＥＯの原田泳幸氏は「やるからにはトップシェアを取りたい。店舗数もおそらく最も多いし、来店動機はコーヒー以外にもある。価格も手頃だし、１番を取れない理由はないと思っている」と宣言した。

　日本マクドナルドは従来「プレミアムローストコーヒー」、「プレミアムローストアイスコーヒー」の２種に絞ってコーヒー事業を展開。昨年はホット・アイス含め２億６０００万杯にも上る販売実績を記録したほか、オリコン社の調査において「買いたいコーヒーランク」の１位にも輝いた。今月末から順次エスプレッソをベースとしたスペシャリティーコーヒーを全国各店舗で導入。「カフェラテ」「キャラメルラテ」「カフェモカ」など７種を新発売し、２０１０年末までに１０００店舗以上での展開を目指している。

　午後３時からはマクドナルド渋谷東映プラザ店で試飲会を実施。無料で配布された「カフェラテ」を求め、最大８００人を超える行列ができた。試飲した２０代女性は「香りが良くて、ミルクとの相性もいいですね」とお気に入りの様子。同店では６日の午後３時まで「カフェラテ」を２４時間無料配布する。

[ 2009年11月04日 ]