コース | 約11q |
所要時間 | 約3時間30分 |
※望嶽亭藤屋(無料) 毎日公開 公開時間/随時(臨時休あり)
※東海道あかりの博物館(有料) 毎日営業 開館時間/10時00分〜16時00分(土・日・祝/9時00分〜16時30分) 入館料/高校生以上500円
※東海道広重美術館(有料) 開館時間/9時00分〜17時00分 入館料/一般500円、大高生300円、中学生以下無料 休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始
- 興津駅→さった峠→展望台→望嶽亭藤屋→倉沢・寺尾の町並み→東海道あかりの博物館→小池邸→由比本陣公園・東海道広重美術館→由比駅
<コースの見どころ>
●さった峠
さった峠は東海道興津宿と由比宿の間に横たわる3q余りの峠道で街道の時代には、箱根・宇津ノ谷・日坂などと共に旅の難所として知られていましたが、明暦元年(1655)に朝鮮使節の一行を迎える際に幕府により峠道が整備されました。このさった峠は、富士山を望む景勝の地として古くから名高く、日記・紀行文等に取り上げられ、多くの画家もこの地の風景を描き残しています。広重による東海道五十三次の1つ(由比)もここから描かれており、その見事な風景が今も変らず眺められます。
●望嶽亭藤屋(ぼうがくていふじや)
さった峠の由比側にある西倉沢は、興津宿と由比宿の間にあることから「間の宿」といわれ旅人が休む茶屋が並んでいました。その中で最も知られた茶屋が望嶽亭藤屋で、広重の絵にも登場する有名店でした。現在では山岡鉄舟ゆかりの家として知られ、慶応3年(1867)に鉄舟が官軍の目を逃れて匿まわれた宿で、逃げる際に置いていったピストルが残され展示されています。
●倉沢・寺尾の町並み
興津側からさった峠を下ると一里塚跡があり、ここより倉沢・寺尾の町並みが続きます。この旧東海道は今でも江戸時代の面影を色濃く残しており、街道沿いには旧家が多く、格子の家・ナマコ壁の家・土蔵やくぐり戸などが随所に見られます。
●東海道あかりの博物館
大正時代の民家を利用した博物館で、館内には灯の歴史を知る事のできる、小さな道具類や文献が並びます。昔の灯火具のやさしい炎のゆらめきと、壁に映し出される繊細な模様は心を暖めてくれます。
●小池邸
東海道名主の館「小池邸」は明治期に建てられたもので、当時の民家の面影を良く残しています。くぐり戸付きの大戸や格子、ナマコ壁も使われており、内部はたたき土間で、床の間や囲炉裏の間など風情があふれています。当家に伝わる古文書、高札など貴重な品々も展示されています。
●由比本陣公園・東海道広重美術館
由比本陣公園は、本陣跡地に造られた公園で、表門・石垣・木塀・物見櫓・馬の水飲み場・離れ座敷の記念館「御幸亭」など、当時のままを再現しています。土蔵の跡には東海道広重美術館があり、浮世絵師歌川広重の作品を中心に、1300余点の版画が収集されています。
JR東海テレフォンセンター TEL : 050-3772-3910(6:00〜24:00 年中無休)
【観光に対するお問い合わせ】
静岡市経済局商工部観光課 TEL : 054-354-2422
コースマップ
※詳細は別紙のご案内(PDFファイル)をご覧ください。
[ファイルのダウンロード] okitsu.pdf(222KB)