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新型鉄道車両(3000系)安全祈願祭
2009.08.04


平成21年8月4日(火)、古町駅において新型鉄道車両(3000系)※安全祈願祭及び車両内覧会を執り行いました。営業運転開始は平成21年8月24日(月)の予定です。
なお、当社ではこの3000系車両を今年度末までにさらに6両、そして平成22年度に12両、平成23年度に6両、あわせて30両を導入する予定です。
※元京王電鉄3000系車両を伊予鉄道仕様に改造したもの
- おもいやりゾーン
- 快適な車内環境を保つため、また高齢化社会の進行などに伴う優先座席の需要増にも対応するため、1編成に8カ所ずつ(48人分)に設置し、「おもいやりゾーン」としました。また、「おもいやりゾーン」を優先的にご利用いただける対象を、「お年寄りの方」「お体の不自由な方」「乳幼児をお連れの方」「妊娠されている方」などステッカー・吊り革の色分けにより明確化し、わかりやすくしました。

- 弱冷房車

- 冷房が苦手なお客様にもご利用いただきやすいよう、温度設定を28度にした「弱冷房車」を1編成に1両導入しました。※通常設定は約26度
- 回生ブレーキ
- 電車がブレーキをかけたとき、モーターを発電機として作用させ、発生した電力を架線に戻し、他の電車が使えるようにするものです。
- VVVFインバータ
- 従来は電車のスピードを変えたときに、抵抗器の部分で一部の電気が熱となり逃げていました。VVVFインバータは、電気の強さを自由に調節できるため抵抗器が不要となり、電気のムダを削減することが可能となります。

- 回生ブレーキ、VVVFインバータにより、従来の制御方式に比べ使用電力が約30%削減できることになり、省エネ車両といえます。