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2009-01-18(Sun)

換装したHDDで旧Xboxのゲームをする方法

 

[ 換装したHDDで旧Xboxのゲームをする方法 ]


ここでは、換装した120GB HDDで旧Xboxのゲームをする方法を説明したいと思います。

Xbox 360のハードディスクは、hddhackrなどを使って換装することができるのですが、以前紹介した換装方法では、旧Xboxのゲームをすることができませんでした。

これは、換装した120GB HDDには、旧Xboxのエミュレータ用パーティションがないためです。

一番楽なのは、換装元の120GBのハードディスクのバックアップをとり、リストアーする方法ですが、今回は、あえて換装前の20GBのハードディスクを使ってPartition 1だけが存在する120GB HDDから本来の120GB HDDの構成に戻す方法について解説したいと思います。

Xbox 360で換装したハードディスクをフォーマットしたことを前提に書きますので、換装自体の説明は、「XBOX360のHDD換装」を、ご覧ください。

この操作は、ディスク操作を伴う操作なので、少しでも間違えるとXbox360のハードディスクが認識しなくなるおそれがあります。事前のバックアップと操作は慎重に行ってください。



[ Xbox 360のハードディスク構成 ]


Xbox 360のHDDは、購入時本来以下の構成になっています。


  • Partition 0 ゲーム用Cache
  • Partition 2 旧Xboxのエミュレート用パーティション
  • Partition 3 ゲームデータや、購入コンテンツなどの置き場


しかし、hddhackrを使って換装した120GB ハードディスクをフォーマットすると、本来存在しないはずのPartition 1だけが存在するHDDとなります。旧Xboxのゲームを行おうとしても、Xboxエミュレータ入っているPartition 2がないため、旧Xboxのゲームをプレイすることができません。

これから説明する方法で、上記本来のハードディスク構成にすることができ、旧Xboxのゲームを行えるようにしたいと思います。

[ 旧Xboxゲームの起動に必要なもの ]



・Xplorer 360 extreme2
・セクターを操作できるバイナリーエディター
・Xbox 360の換装前ハードディスク
・Xbox 360の換装後ハードディスク

[ 換装前のハードディスクで準備しておくこと ]


換装前(20GB, 120GB)のハードディスクのPartition 2、Partition 3のバックアップを取ってください。

バックアップは以下の手順で実行してください。
1. 換装前の20GB、120GBのハードディスクをPCのS-ATAにつないでください。

2. Xplorer360 extreme2の起動してください。

3. Xplorer360 extreme2の「Drive」メニューから「Open」メニューを選択し、「Harddrive or Memcard」メニューを実行してください。正常に換装前のハードディスクが認識されるとパーティション情報が読み込まれます。
Open Harddrive or Memcard

4. Xplorer360 extreme2の「Drive」メニューから「Backup Partition 2」を実行してください。「Backup Partition 2」が実行されると、保存ファイルを決定するためのファイルダイアログが表示されます。ここでは、C:\tmp\XboxBackup.binに保存したものとして説明します。
Partition 2 Backup

Partition 2 Backup 2

5. Partition 3を選択してください。
Select Partition 3


6. Xplorer360 extreme2の「Edit」メニューから「Extract」メニューを実行してください。「Extract」メニューが実行されると、保存ディレクトリを決定するためのファイルダイアログが表示されます。ここでは、C:\tmpに保存したものとして説明します。
Extract Partition 3


7. 数分間、Partition 3の内容がPCのHDDに読み込まれ、下の写真のダイアログの表示が終わると、Partition 3のバックアップは終了します。
Dumping Folder Partition 3

[ 換装先のハードディスクでのPartition作成作業 ]


換装先(120GB)のハードディスクの作業は、まず、Partition 1を削除して、Partition 0 Partition 2 Partition 3を作ることから始めます。ディスク操作ができるバイナリーエディターを用意してください。私は、バイナリ操作をすることが多いのでWinHexを使っていますが、シェアウェアで少し高価なので同じ操作ができれば別のものでもかまいません。Personal版のレジストでここでの操作は可能です。

参考リンク
WinHex

[ Partition 0の作成 ]


Partition 0の作成は、ディスクの先頭から0x80000バイト目から16バイトを以下の値に変えることで作成できます。
58 54 41 46 00 00 00 00 00 00 00 10 00 00 00 01

WinHexでの操作方法は以下の通りです。
1. ディスクをWinHexで開いてください。「Tools」メニューから「Open Disk」メニューを実行すると、Edit Diskダイアログが開きます。

WinHex Open Disk

Edit Diskダイアログでは、Xbox360のディスクを選択してください。私の場合は、FUJITU MHW2120BHでしたが、バックアップ元のハードディスクによってここの値は変わります。

WinHex Edit Disk

2. オフセット0x80000に移動してください。WinHexの場合は、「Position」メニュから「Go To Offset」を実行し、出てきたダイアログのNew Positionに80000と入力し、OKボタンを押してください。

WinHex Go To Offset

WinHex Go To Offset Dialog

3. ハードディスクの先頭から0x80000バイト目から16バイト分、以下の数字を入力してください。
58 54 41 46 00 00 00 00 00 00 00 10 00 00 00 01

[ Partition 2の作成 ]


Partition 2の作成は以下のように行います。

ハードディスクの120EB1000バイト目から130EAFFFFバイト目までを0で埋めます。

0で埋めた後、120EB0000から32バイトに以下の数字を入力してください。

58 54 41 46 FF FF FF FF 00 00 00 20 00 00 00 01
00 00 FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF

また、120EB1000から32バイトに以下の数字を入力してください。

FF FF FF F8 FF FF FF FF 00 00 00 00 00 00 00 00
FF FF FF FF 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

WinHexでの操作方法は以下の通りです。
1. 「Edit」メニューから「Define Block」メニューを実行すると、Define Blockダイアログが開きます。
WinHex Define Block

2. Define Blockダイアログのbeginningの部分に120EB1000をendの部分に130EAFFFFを入れてください。
WinHex Define Block Dialog

3. 「Edit」メニューから「Fill block」メニューを実行すると、Fill Blockダイアログが開きます。
WinHex Fill Block

4. Fill Blockダイアログの左上のFill with hex valuesに00を入力し、OKボタンを押してください。
WinHex Fill Block Dialog

5. Filling Blockダイアログが閉じると、パーティション情報はクリアーされています。
WinHex Filling Block

6. オフセット120EB0000に移動してください。「Position」メニュから「Go To Offset」を実行し、出てきたダイアログのNew Positionに120EB0000と入力し、OKボタンを押してください。

WinHex Go To Offset

WinHex Go To Offset Dialog

7. ハードディスクの先頭0x120EB0000バイト目から16バイト分、以下の数字を入力してください。
58 54 41 46 FF FF FF FF 00 00 00 20 00 00 00 01
00 00 FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF

8. オフセット120EB1000に移動してください。「Position」メニュから「Go To Offset」を実行し、出てきたダイアログのNew Positionに120EB1000と入力し、OKボタンを押してください。

WinHex Go To Offset

WinHex Go To Offset Dialog

9. ハードディスクの先頭0x120EB1000バイト目から32バイト分、以下の数字を入力してください。
FF FF FF F8 FF FF FF FF 00 00 00 00 00 00 00 00
FF FF FF FF 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

[ 換装先のハードディスクでのリストア作業 ]


ここでは、換装した120GB HDDに20GB HDDの内容をリストアしデータを移行する作業について説明します。

[ Partition 2のリストア作業 ]


Partition 2のリストア作業は以下のように行います。

1. Xplorer360 extreme2の「Drive」メニューから「Open」メニューを選択し、「Harddrive or Memcard」メニューを実行してください。正常にバイナリエディタでの操作が完了すると、Partition 0 Partition 2 Partition 3があるパーティション情報が読み込まれます。
Open Harddrive or Memcard

Xplorer360 HDDの再オープン

2. 「Restore Partition 2」メニューを実行してください。ファイルダイアログが表示されるので、C:\tmp\XboxBackup.binを選択して、開くボタンを押してください。
Xplorer Restore Partition 2

3. Partition 2のリストアダイアログが表示されます。
Xplorer Restoring Partition 2

4. 以下のダイアログが表示されたらPartitionのリストアが成功です。

[ Partition 3のリストア作業 ]


Partition 3のリストア作業は以下のように行います。

1. Xplorer上でPartition 3を選択してください。

2. C:\tmp\Partition3のディレクトリの中身を全選択して、Xplorer360のPartition3にドラッグアンドドロップしてください。

3. Inject Folderダイアログが表示されます。このダイアログの表示が終わるまで10分ほどお待ちください。
Partition 3 Restoring


これで、Xbox 360に取り付けて、旧Xboxのゲームが動作したら完了です。

参考情報
Xbox 360 Hard Drive Upgrade
XBOX360のHDD換装




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