インコが致命的な禁句を連発! 客寄せ失敗!
人間の声マネが上手なインコは、日本でもしばしばテレビの「おもしろ動物特集」などに登場する。中にはインコを使ってお客さんを呼び寄せようとする商店もあるようだが、中国では残念ながらそれが裏目に出た商店が紹介されている。
浙江省杭州市で食品店を構える鄭さんは、商売繁盛のために2000元(約26000円)余りを費やしてインコを購入した。とても賢いこのインコ、数日の間に「こんにちは」「ありがとう」を覚え、これで話題集めになるぞ…と思った鄭さんだったが、そうは問屋がおろさなかった。
「古い」「古い」…新鮮さが売りの食料品店にとって致命的な禁句を連発するようになったのである。原因は鄭さん夫婦にあった。鄭さんが仕入れた実家名産の大胡桃が新物ではないことを知った奥さんが「古いんでしょ、古い物を新物とは言えないわよ」と言い出したのをきっかけに2人で揉めだしたのをインコが覚えてしまったのだ。
古いと聞いて逃げる客が続出し、鄭さんは大慌て。何とかして新しい言葉を覚えさせようとするがことごとく失敗し、結局インコは鄭さんの実家送りとなった。
声マネはできてもさすがに嘘はつけなかったようだ。
記者:やながわ(from cocolognews)
鳥の前で取り乱して、取り返しの付かない事態になったわけですか。