hataizu
2008-01-31 12:24:06

呼称問題

テーマ:☆ 生活・習慣

中国は深圳に赴任して3ヶ月が経とうとしています 。言葉ができれば生活に大きな問題はありませんが、いかんせん台湾の中国語にどっぷり浸かっている身としては時折違和感を覚えます。


たとえば「タクシーに乗る」という表現 台湾では「座計程車」と言いますが 、こちらでは「打的」というのが一般的。今度はタクシーに乗って右に曲がれという時ですが「右拐」ではなく「右轉」と言ってしまい、運転手にお前は何人だと聞かれる始末… なかなか難しいものがあります。



そんな台湾と大陸の中国語の差に一番悩まされているのがレストランでの呼びかけです。お姉ちゃんに呼びかけようとする時、台湾では一般的に「小姐」と言いますが 、大陸の特に北の方では小姐という言葉には夜のお仕事のお姉さんのイメージがあり使用不可。一般的に「服務員」という言い方を使います。


文革時代の「同志」よりまマシといえども、どうもスマートに感じられずに違和感を覚えるこの表現、実際に使うとなると抵抗感があります。もうちょっとスマートな表現はないかとも思って考えてみましたがなかなか適当な表現が見つかりません。広東省を中心に「靚女」という表現が使われていますが高級店で使うにはイマイチの言葉ですし、「小妹」という表現は四川料理以外で聞いたことがないし、結局「服務員」という言葉が一番無難なようです。


問題は服務員という表現が台湾では非常に田舎臭い表現として捉えられている事。もしこの表現に慣れて台湾で口走ったら大陸人~と馬鹿にされること必至でしょう。広東省では「小姐」という表現も許容範囲らしいので、ここは台湾風に押し通すべきかと考えています。


日本語の「すいません」という言葉の便利さを改めて実感しています

同じテーマの最新記事
powered by Ameba by CyberAgent