ゆっくり のんびり

皆さん　ご無沙汰しちゃって　スミマセン・・・
6月は環境月間というのもあって　なんだかちょっとバタバタしています。

さて　写真は・・・

最近　ずっとお会いしたかった
宇宙飛行士候補の　アニリール・セルカンさんと。
ロハスデザイン大賞にて。

トルコ人第一号の宇宙飛行士候補でいらっしゃるんですが
ちょいワルな（笑）風貌のまま　実に楽しい方でした。
科学者で、スキー選手として世界大会で金メダルをとったアスリートで、
８ヶ国語を自在に操る人で。ちょいワルで（笑）

こういう人が宇宙に行ったら、また凄いことになるだろうなぁ～と
ワクワクします。

セルカンさんは、「インフラ・フリーライフ」をテーマに
宇宙まで行けるエレベーターを作ってしまおう！という
研究をされてきた方です

今のところロケットを噴射することでしか宇宙には行けませんが
ロケットを使わずにエレベーターで・・・
というアイディア自体は、　結構　古くからあるらしく。。
１８９３年にロシアの科学者が発表した論文
「オン・ザ・ムーン」が最初とか。

セルカンさん
７月には「宇宙エレベーター～こうして僕らは宇宙とつながる～」
という日本語でのご著書をだされるらしいです。
宇宙エレベーターというと、技術的にかなり厳しいらしい・・・
と聞いてたので　いったいどんな構造のエレベーター！？
ちょっと楽しみです。

さてさて　・・・

宇宙といえば　　ヒト部門の第２位に野口聡一宇宙飛行士も
ランクインの　ロハスデザイン大賞。

一昨年から昨年にかけて
「宇宙にみる懐かしい未来」をテーマに
野口さんやＪＡＸＡのスタッフの皆さんを取材してきたので、
宇宙＝ロハス　というイメージが広がってきたんだなぁ。。。と
新鮮な驚きをもって　今回の投票結果をうれしく受けとめました。

宇宙を少しでも身近にするために、
お能の美意識や古武術の身体感覚など
地上の感覚を　船外活動のイメージトレーニングとして取り入れた野口さん。
色々大変だったけれど、ハイテクより最後は人間による
手作業！という基本に立ち返った　ＳＴＳ１１４フライト。
テレビで大写しになった、船外活動の手元。。。
そういったことが、印象として残ったのでしょうか。。
これまでと違った新しい宇宙飛行士像をつくりたい、
そう話されていた野口さんを　思い出しました。

ロハス、ロハス、と　言葉ばかり先行してしまうこの頃、
せっかく芽生えた新しい価値観の芽をつんでしまわないよう
時には、ロハスという言葉をいちど外して
原点に返ってみる、
”実感”を大切に暮らす　という根っこに返ってみる　
そんな時期に来てるんじゃないかなぁ。。。と感じます。

先を急ぎすぎるのは　キケン、キケン。。。
自省もこめて。　地に足つけて。