岡山放送局

2009年11月2日 17時50分更新

三菱水島FCがJFL脱退へ


サッカーJFLに所属している三菱水島FCは、チームを運営している三菱自動車水島製作所が運営経費を削減する方針を固めたことなどから、今シーズン限りでJFLから脱退することになりました。

三菱自動車水島製作所のサッカー部、三菱水島FCは、2005年からサッカーJFLに加盟し、全国各地で年間34試合のリーグ戦を戦っています。

しかし、JFLへ支払う年間1000万円の加盟料など運営に費用がかかることや成績が低迷していることなどからことし9月末にJFLに脱退を申し入れていました。

その結果、2日、脱退が正式に承認されたことから今シーズン限りでJFLから脱退することが決まったものです。

三菱水島FCは、来シーズンはJFLより下部のリーグに所属して活動自体は継続していくことにしています。

脱退について水島製作所は、「経費の削減を進めるなか、会社のサッカー部として活動を継続する方法を検討し、全国リーグからの脱退という結論に至った。」と話しています。

また、三菱水島FCの熊代正志監督は、「レベルの高い全国リーグで戦えなくなり残念だが、企業チームの宿命として脱退を受け入れ、今後の活動を検討したい」と話しています。