2009年11月2日 17時50分更新
後を絶たない児童虐待の防止につなげようと子どもたちが描いたポスターなどの展示会が岡山市役所で行われています。
岡山市役所の1階のロビーで行われている展示会は児童虐待の防止を呼びかけようと岡山市などが開いたもので、虐待をテーマに市内の小中学生が描いたポスターなどが展示されています。
このうち中学生が描いた絵は笑顔の母親が子どもを抱いていて「子どもは最高の宝」という標語が描かれています。
また、会場には虐待防止のテーマカラーのオレンジのリボンが飾られている「オレンジリボンツリー」もあって、子ども連れの母親がカードに願いを書いて飾っていました。
子ども連れの母親は「子どもたちがみんな元気に健やかに育って欲しいという願いを込めて書きました。」と話していました。
岡山市によりますと昨年度1年間に子どもの虐待が疑われるとして市に通報があったのは630件余りに上っていると言うことで、市では「子育ては1人で悩まずに早めに相談をしてほしい」と呼びかけています。
この展示会は今月5日まで岡山市役所で開かれています。