2009年11月2日 17時50分更新
ことしの「秋の褒章」の受章者が発表され、岡山県関係ではあわせて18人が受章することになりました。
秋の褒章はことし、全国で合わせて702人に贈られ、岡山県内関係では、長年にわたって仕事などに打ち込んできた人に贈られる「黄綬褒章」を9人が、公共のために力を尽くした人に贈られる「藍綬褒章」を9人が受章することになりました。
このうち黄綬褒章を受章することになった岡山市東区の千葉靖代さん(65)は、45年間にわたって酪農に携わり、県内外に牛乳を出荷してきました。
また牛のエサとなる牧草を裏作で作るなど、コスト削減にも取り組みんできました。
受章について千葉さんは「長い間、地域の仲間と一緒にまじめに牛を飼ってきて、頑張ったお祝いかなと思って感謝しています。後継者が安心して酪農ができる環境、そして動物の好きな人、牛を飼ってみたいという人が安心して就農できるよう、最後の力を振り絞っていきたい」と話しています。