H.K

また、忙しくなってきた・・・。

2009年10月19日(月) 00時27分59秒
テーマ:ブログ
今日、正確には昨日は休みだったのだが、前の晩は疲労回復の睡眠に費やし
今日はというと、画像にあるように
ここしばらく放り投げていた高校生とのバンド活動を暗くなるまで行い
結局、ブログ更新がこんな時間になってしまった。

喜界島の休暇で得た掘り下げたい素材や、まだ表明していない自立への具体策など
暇を作りじっくり更新したいのだが、なかなかできず、未だ半分程度しか消化していない。
なので、喜界島の話題はまだまだ続く予定。

土曜日に、先週あった喜界島の町民体育祭で阿伝集落のメンバーが着ていたオリジナルTシャツと
喜界島ネットワークの名刺が土産の品と共に届いた。
日中、メールすらできない忙しい身なので
手配してくれた宮本商店の宮本一徹氏に、この場を借りてお礼申し上げます。

Tシャツは生地の素材がデイサービス施設内の入浴介助にぴったり
故郷の誇りを胸に、過酷な仕事に対してのモチベーションも維持でそうだ。
たくさんの職員や利用者に対する宣伝目的も兼ね、早速明日から愛用したいと思う。

喜界島ネットワークの奄美活動員としては、ここ奄美でも自立や島興しに関する取材したい対象を
ここ最近何件か見つけたので、記事にでき次第、このブログ上に随時アップしていきたいと思う。

相変わらずというか、仕事もプライベートも忙しくなってきたが、
今後も己の目標と理想に向け、日々格闘していく覚悟である。
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芝生の島 その2

2009年10月19日(月) 00時15分57秒
テーマ:ブログ
子供の頃は我が実家にも花良治みかんの木と共に芝生が生え、庭に彩りを与えていた。
画像は花良治集落の典型的な民家である。
この2軒とも独居のおばあさんの家で親戚であるが、
デイサービスという仕事で普段から接している奄美の老人たちと違い、
もう体が言うこと利かないなどと愚痴りながらも、庭の手入れも仕事のひとつと言い張る、
自立心に富んだその姿勢に感銘を受けた。

下の画像は隣の浦原(うらばる)集落の漁港である。
奄美ではあまり見かけない、漁港の敷地内にまで芝生が生えていたのが印象的だった。
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芝生の島

2009年10月18日(日) 23時47分04秒
テーマ:ブログ
先日紹介した我が母校もそうであったが、喜界島には民家や公園、果ては漁港に至るまで
ありとあらゆるところに芝生が生えた芝生の島といえる。

阿伝小学校の校庭もそうであるが、海の潮風がまともに当たる場所でも
じつに青々と生えているから、芝生自体にも相当に強い性質があるものと思われる。

もちろん役場のある東部など、芝生が比較的少ない地域もあるが、
阿伝校区、特に我が花良治(けらじ)集落は芝生が豊かな地域だ。$自立神経復調記 BATTLE OF STAND ALONE 
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自立の島 喜界 その3

2009年10月16日(金) 23時52分53秒
テーマ:島興し
さて、このような農業を基盤にした島づくりの成果のひとつに
奄美群島民の子供たちは大人になると、大学や就職やらで
たいてい都会に上るが、そこで挫折し、出身地にUターンした際

地域が暖かく迎えることができ、都会だけでなく出身地でも自立を促すことができる点がある。

具体的には、奄美大島だと都会に出すことに一生懸命で、また帰ってきても
受け皿が、コンビニやスーパーなどのバイトのような非正規、
言葉を悪くすると、奴隷的で不安定な待遇の職場しか選択できない。

家業の農業なんかだと、親が子供に普段から「農業は食えない」と言ってるのであろうか
実際に土地もあり親が農家の若者でさえ、農業は食えない!とあきらめ、実際に食えない。
たいてい親と同居し、少ない給料でパチンコ屋に通ったり、飲み屋で憂さ晴らしたり
仕事もなく、いよいよ切羽詰ると出稼ぎにでたり、生活保護をもらったり
受け皿も自立もへったくれもない、そんな有様である。

しかし、喜界島だと違う。
都会に出すのに一生懸命なのはさほど変わらないが、
Uターンした若者のほとんどは家業の農業や自営業を継いでいる。

継いでいない者でも、製糖工場だったり、個人商店だったり病院や介護職、果ては自衛隊と、
島の自立に付随した職につき、その恩恵を皆で共有し循環させている。
奄美より都会化されていないが、奄美と違うベクトルで若者に活気がある。

またUターンした若者でも、親が敢えて同居させず、少し離れた家に一人暮らしさせ
そこから畑なり職場なりに通わせる、自立を促す土壌があるのである。

この画像は町の運動会のヘルプに行った際、打ち上げの飲み会をした
自分の出身集落の公民館に偶然あったものだが、それを見て鳥肌が立った

まさにこれである。

この国、この島、そして自分にとって
すべての基本、原点ともいえる言葉が堂々と書かれていた。

今日はここまで、喜界の話題は明日以降ももまだまだ続く。
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自立の島 喜界 その2

2009年10月16日(金) 23時32分29秒
テーマ:島興し
これは自分の育った阿伝地区の農地の様子だが、
喜界島の中でも比較的、小規模の農業地区である。

画像にある道は農道。
農地の区画整理に伴って農道もアスファルトに整備された。
これは収穫の際、キビ運搬用のトラックがアクセスするのに極めて重要である。

一番下がハーベスタと呼ばれる、米でいうコンバインのような役割の伐採用の農機だが
個人農家でもこのように所有し、ここまでハーベスタが浸透してる島もそうはないだろう。
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自立の島 喜界

2009年10月16日(金) 22時25分46秒
テーマ:島興し
以前、自分の生い立ちと絡めて喜界島の基本ともいえる農業政策について書いたが
自分の親父が命に代えて取り組んだ、喜界島の農業、もっと言うと喜界島自立の基礎というべきものが
このように農地がまるで碁盤の目のように区画整理された土地改良事業である。

奄美でも北部の一部に整備された農地をみることができるが、喜界島のそれと比較すると
規模も整備度も全く比較にならない。

農地は自分が学生のころの早い段階で整備されたが、喜界島農業最大のネックが水であった。
しかし、それも近年地下ダムが完成し、かんがいも完全に整備された。
その結果、昨年、一昨年度のキビ生産トン数は9万トンを突破し、ついに喜界島自立の基盤が確立されたといえよう。

日本は少子化だが、世界的に人口が爆発するこれからの時代、
農作物はウォール街の金融工学より重要だといえる。
全島規模で農業の合理化を果たした喜界の振興策は、じつに先見の明があったといえる。

今後は台風等で多少の波はあるだろうが、毎年コンスタントに8万トンはキビが生産できる。
これを基礎に、観光やその他の振興策でも基盤のない自治体に比べ、余裕もでき、また冒険もできる。
今後、良い循環が回っていくことが予想される。

翻って奄美大島はというと、全島で3~4万トンの生産トン数だ。
遊休地率も喜界島の0.3%に対して7割を超える。

たった3割の土地しか活用できていないのだ。

当然、山が多いハンデを言い訳にできようが、山岳部を除いた遊休地をフル活用して整備すれば
喜界のトン数以上の生産が可能な規模の、作地に転用できる土地が実際に遊んでいるのである。

振興の為の補助金で道路や港湾や空港や都市を整備し、他力本願の観光に力点を置いた
奄美大島の振興策は、足元を固めてない、内地の景気にダイレクトに影響を受ける
自立とは程遠い、まさに中途半端で他力本願そのものであると断言できよう。

国の直轄事業で、農業、いや、自立の基礎を確立した喜界と奄美の差は
厳しい時代が進むにつれ、より明確になるだろう。

奄美と喜界を行き来していると、毎回このことを強烈に感じる。
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母校訪問 総括

2009年10月15日(木) 23時08分48秒
テーマ:ブログ
最後に先生に中を案内してもらい、色々と学校の現状についての話を聞いた。
我が阿伝校区にも同級生やら若い連中の子供が増え
奄美における同様の僻地と比較しても、比べ物にならないほど活気があり
児童数も自分たちの時代と同じレベルを維持していて、それはそれで良いのだが

自分と同じ歳の先生から感じる、むかしお世話になっていた先生たちと違う温度差というか、
自分は母校に通わせいている子供がおらず、詳しい事情は知らないが、
同級生の母親たちの話も合わせて聞くに、
何か母校が鹿児島の先生たちの実験教育の場に利用されている印象を受けたのが気になった・・・。

時間がないので今日はここまで、
明日以降もしばらく喜界での休暇を別のテーマで掘り下げ、随時更新していく予定だ。
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母校訪問 その6

2009年10月15日(木) 22時50分17秒
テーマ:ブログ
植物、鉱物ときたら、次は動物しかあるまい。
中庭の池にはむかしは金魚やメダカがいたが、今は亀が占領していた。
ヤギも抜群の環境の中、プチ牧場の如く飼われていた。
ちなみに自分たちの時代にはウサギ小屋があった。$自立神経復調記 BATTLE OF STAND ALONE 
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母校訪問 その5

2009年10月15日(木) 22時44分24秒
テーマ:ブログ
植物だけでなく鉱物も豊富な学校であった。
こんな理科室にしかないような鉱物を校庭で標本にしている学校はそうはあるまい。
しかも小学校で。
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母校訪問 その4

2009年10月15日(木) 22時16分40秒
テーマ:ブログ
敷地内には花や植物がたくさんある学校でもあった。
今でもその伝統は継承されているようだが、昔はもっと植物が豊かだったように思う。
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