岩田社長「DSi LLは年配向けってわけじゃない」
掲載日時:2009.11.02 14:00
気になってましたよね、ニンテンドーDSi LLって一体どんな人用なのか? って。
4.2インチ液晶ティスプレーのニンテンドーDSi LLって比較的年配の方をターゲットにしていると思っていませんか? 確かにそう思える要素が多いですよね。画面が大きいから見やすいし、タッチペンも太くて握りやすいし。
しかし、どうやらアピールしたいのは年配の人達だけでは無いようです。
任天堂の岩田聡社長は先日行われた中間決算報告で、目に優しくてお年寄り向けと思われているDSi LLに関して「任天堂は限られた目的のみのために新しいプロダクトを開発するようなことはしません。」と話しました。
ポータブルゲーム機と言えば、いつでもどこでもプレーできるものとされており、実際に何処でもプレー出来ることと、ひとりプレーに重きを置いて開発されてきました。
つまり、DSi LLはそうじゃないということですよね。たしかに、LLは「斜めのアングルから見ても美しいスクリーン」ともアピールされていますしね。「あたらしいプレイスタイルなんです。」と岩田社長も言っております。
ニンテンドーDSi LLのスクリーンは斜めの角度から見ても美しさを保ちます。誰かがプレーしているのを覗き込もうとモニターに寄らなくてもいいのです。プレイしている人が周りにいれば、一緒に楽しむことができる。ニンテンドーDSi LLはそんな新しいスタイルを提供します。
据え置き機を見れば分かるように、誰かがプレーしているのを見ることでそのソフトの面白さが伝わってくることがあります。
つまり、任天堂はDSをポータブルプラットフォームという概念から据え置き機のように周りの人も一緒に遊べる、楽しめるデバイスにしようとしているわけですね。
また、岩田社長はニンテンドーDS Miiコレクションゲームの『トモダチコレクション』を例にあげ、周囲の人達と共にプレーしたほうが楽しくなる可能性があることを示唆しました。
ニンテンドーDSi LLは周りの人も一緒にプレイすることが出来る初のポータブルゲーム機です。
そうだとすると、任天堂はDSi LLをソフトウェアの魅力を引き出し、思いがけないヒットを生み出すものと予想しているのでしょう。
ちなみに、米KotakuではDSi LLのセオリーを証明すべく、多岐にわたった友人達を招待してDSi LLローンチパーティーを開催しようと計画しているそうです。きっと楽しいでしょうね。果たしてどんなソフトをプレーするつもりなんでしょうか。結果が気になるところです。
Michael McWhertor(原文/中川真知子)
掲載日時:2009.11.02 14:00
[PR]
コメントする
戻る
コメントは承認制となっております。編集部が確認および承認した後に、サイトへ反映されることになるので、多少時間がかかってしまうことがあります。
また、公序良俗に反する内容、個人や団体を誹謗中傷する内容、その他不適切と判断させていただいた内容については、否認または削除させていただく場合もございます。ご了承ください。
Only japanese available.