直近では2級キャリコンの国家検定面接試験や産業カウンセラー協会の学科試験が終わり、JCDAのCDA2次試験の結果が発表されたところである。 聞くところによると2級キャリコンの国家検定面接試験は『標準キャリコン』の面接試験の設定とさほど変わらないと聞く。 2級キャリコンの国家検定面接試験の面接試験時間が20分と『標準キャリコン』の面接試験時間のほぼ倍であることくらいで試験で問う内容らしき課題は、さほど変わらないと聞く。 2級キャリコンの国家検定レベルが『標準キャリコン』のレベルを上回っている感じがしないということらしい。 私は当初からキャリコンに国家資格は『不要である』と思ってきたが、クライアントとトラブルを起こす、レベルの低い『標準キャリコン』がいるから『熟練レベルのキャリコン』と銘打って国家資格の必要性が発生してきたのかも知れない。 民間のキャリコン認定団体であれば産業カウンセラー協会の(産業カウンセラー+キャリアコンサルタント)、JCDAのCDA、GCDF等の『標準キャリコン』の理解度があれば仕事で実践を積めば立派な『キャリアコンサルタント』になれる。 産業カウンセラー + キャリアコンサルタント → CDA CDA → GCDF と資格を取得していった方々がそういう風に言っている。 私はどこの団体の宣伝拡張員でもないが、産業カウンセラー + キャリアコンサルタント → CDAと勉強していけばいいのではないかと思う。 産業カウンセラー協会とJCDAの養成講座の『内容』は『変な癖がないオーソドックスな内容』だからである。(但し、講師のレベルと質は別問題だが!?) 厚生労働省の認定試験団体ではないが『本物の実践力』が身につく養成講座としてはキャリアブレーンが行っている『日本プロフェッショナルキャリアカウンセラー協会』の養成講座がある。 『官』の臭いがする団体及びその『しがらみ』のある団体の養成講座はあまり実践力は付かない! あまりにも官主導のマニュアルに沿った内容になっているからである。 いずれにしてもMarket size の小さいこのキャリアコンサルタント養成講座を主催する各団体も新規開拓(受講生の拡大)、会員の継続的確保、資格更新のための各種セミナーの開催及び受講生の確保等で大変だろう。 各団体が現在のキャリアコンサルタント養成事業を拡大する方法は、新規開拓(受講生の拡大)、会員の継続的確保、資格更新のための各種セミナーの開催及び受講生の確保等に頭を使うのも結構だが、あらゆるクライアントから信頼を得る如何に多くの『本物の実践力のあるキャリアコンサルタント』を世におくりだすかを考えればよいわけである。 養成講座の通学期間を増やし、その大半をロープレに割り振るのもよし、その代わりに一定のレベルに達した者は実技(面接)試験を免除するとか、全く試験はしないとか・・・・・。 資格を与えても、資格を活かすも封じこめるも、それ以降は本人(受講生)の努力次第だからである。 実際、資格取得後は各自(受講生)の努力次第と割り切って、団体側はあらゆるクライアントから信頼を得る多くの『本物の実践力のあるキャリアコンサルタント』を養成することだけに専念すればいいのではないか。 就職の斡旋までする必要はなかろう。 そのためには各団体が現在、保有している講師のレベルアップ、見直し、ブラッシュアップ等に注力すべきである。低レベルの講師は切り捨てたらどうかと思う。 実際、各団体の養成講座の講師というだけで、『スーパーバイザー』、『インストラクター』、『ファシリテーター』等、名乗っているが、各所属する団体が名乗らせているだけで外部の我々はその実力を認めていないわけであるから。 本日のまとめ @所詮、2級キャリコン技能士のレベル = 標準キャリコンレベル である A各団体は経営戦略的視点で内部の見直し(陳腐化した養成講座の内容を厚労省のマニュ アルから脱皮して各団体独自の内容に組み替えよ!講師の早急な洗い直し)が必要であ る BAを真剣に取り組んだら、落ちこぼれの資格取得受講生の面倒など見る必要はない 今日はここまで |
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