物流ウィークリーヘッドライン
自動車事故対策機構(NASVA、金澤悟理事長、東京都千代田区)は20日、東京国際フォーラムで「ヒューマンエラー対策と安全文化の醸成・第4回NASVA安全マネジメントセミナー」を開催。講演や事故防止機器メーカーや代理店による展示などが行われ、750人を超える物流関係者が集まった。
第1会場では、主催者代表として金澤理事長が「安全を中心とした輸送品質は荷主からも利用者からも厳しい注文が出されるが、顧客の高水準な要請に応えていくことが企業間競争で勝ち抜いていく必要条件になる」とあいさつ。国土交通省自動車交通局長・桝野龍二氏も来賓としてあいさつし、基調報告では同局・安全政策課長の山崎篤男氏が「事業者用自動車総合安全プラン2009の推進」として発表。
その後、日本ヒューマンファクター研究所研究開発室長・石橋明氏が講演し、事例報告では天野運送の天野智義社長が「交通事故『0』をめざして」と題して発表。
第2会場では、NASVAの清水勝一理事が主催者あいさつをした後、東京農工大学大学院教授・永井正夫氏が「ドライブレコーダー活用の現状」を解説。さらに、「新しい視点での飲酒運転防止教育」をテーマに、特定非営利活動のアスク(ASK)代表・今成知美氏が講演した。
後半にはNASVA安全指導部アシスタントマネジャーの小笠原誠氏が講演。続いて「ドラレコとグリーン・エコプロジェクトで事故とCO2を削減!」をテーマに、彦新運輸社長の彦田昌亜昭氏、東ト協環境部長の遠藤啓二氏が発表した。
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