落語家・桂歌丸(73)が1日、日本テレビで放送された「笑点緊急追悼特番 ありがとう円楽さん」(関東ローカル)の中で、先月29日に他界した三遊亭円楽さんに哀悼の意を表した。歌丸は、円楽さんに続き「笑点」の5代目司会を務めている。
歌丸は「その場のひらめきを笑いにする天才肌のようなところがありました」と円楽さんをしのび「こんなに早く『星の王子様』になってしまうとは。もっともっと、会いたかった。話もしたかった。落語を頂きたかった…あきらめます」と無念の表情。番組内では在りし日の円楽さんが落語「弥次郎」を演じる姿や大喜利の名場面が流された。
また、円楽さんが師匠である6代目三遊亭円生の跡を、自身の一番弟子の三遊亭鳳楽(62)に継がせ、7代目円生を襲名させる意向だったことが明らかになった。襲名時期は未定。