日本車を迎え撃つ現代・起亜自の作戦とは

 最近、韓国市場で攻勢に出ているトヨタなど日本車メーカーに対し、現代・起亜自は、新車発売とサービス向上によって迎え撃つ作戦を展開している。

 起亜自は今月24日に発売する準中型セダン「K7」の事前契約受付を始める、と1日発表した。また事前契約の後、車両を出庫した顧客に対し、会員サイト経由で全国のゴルフ場の無料予約サービスを2年間提供する方針だ。

 K7は車長4965ミリ、車幅1850ミリ、車高1475ミリで、トヨタのカムリ、ホンダのアコード、日産のアルティマといった日本の中型セダンよりやや車体が長い。排気量2400ccのモデルは最高出力が1800馬力で、カムリより50馬力高い。また価格は2800万ウォン台(約215万円)で、カムリ(3490万ウォン=約268万円)より600万ウォン(約46万円)ほど安い。2700ccモデル(290馬力)は、カムリよりはるかに高級感ある内装が施され、各種の装備でも勝っている。価格は3200万-3300万ウォン(約246万-253万円)。最高級クラスの3500ccモデル(290馬力)は、6000万ウォン(約461万円)台のレクサスES350にもないハンドルヒーター、車線離脱警報装置などを搭載している。

 一方現代自は1日、アバンテLPiハイブリッドの利便性を向上させ、価格は抑えた「アバンテLpiハイブリッドEZパック」と発売すると発表した。価格は2129万6000ウォン(約163万円)=税制優遇適用後=で、従来の主力モデル「HDe2」より90万ウォン(約7万円)以上も安い。

崔元碩(チェ・ウォンソク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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