ULTRA002 観て来ました。
会期真ん中と言う事も有ってか 会場は思った程 人は少なかった印象。
アートフェア自体が 去年の不況以来 人が入らなくなっているという事をちょっと思い出してしまった。
そんな感じで 面白く感じた作家さんも幾人かいたのだけれど、
帰る時には 頭の中は 違うことを考えていました。
不況の中で皆が 求めなくなるアートととは元から価値があったのか?
アートとは富裕層の趣向品の一つだったのか?
ここら辺は 生き残っている作品とそうでない物が分かれると思うので
実際の処は 安易なテーゼや疑問は出来ないのは理解しているんですが。
ちょっと話を変えて、僕自身の事を書くと
案外と 堕ちる所まで堕ちた感が有るので 好き勝手に制作&発表して行こうと言う気になってます。
どちらかと言うと 開き直りと言うか 後は いつ 終っちゃっても良いから
何も 考えずに 作品制作して 発表して・・・みたいな。
帰りに 原宿駅前の交差点で 人がたかってました。
見ると 信号機のBOXの上に 子ネコが数匹乗っけられていました。
1匹は首にネックレスを掛けられていたりして。
何にも考えずに 「かわいい〜〜〜!」を連発しながら群がる群衆を観て
「 現代の街(日常)では大なり小なり 外的要素も含めて 意識を回転させる事象が
瞬間瞬間に有るのだな。
現代アートの世界は目まぐるしく変わりつつも、このスピードに追いついて行っているの だろうか?」
と考えてしまいました。
勿論、この情報が氾濫した社会の中で じっくりと乙と共に何かを感じさせる事もアートだという事は知っています。
現代アート。
この苦境の時期だからこそ 本領を発揮出来るのではないでしょうか。
そう書いて自分自身に言い聞かせています。
色々と ウザイんだよ !
俺は アートが好きなんだよ !
何か文句あっか !
あーーーだ 本当 ウ・ザ・イ んだよ !