岡山放送局

2009年11月1日 19時20分更新

新見で「備中白小豆」の収穫


備中地域の特産品にしようと、町おこしグループがことし6月に種まきした「備中白小豆」の収穫が新見市で行われました。

収穫作業が行われたのは和菓子の白あん用のあずきで、さわやかで上品な風味が特徴の「備中白小豆」です。
1日は新見市をはじめ岡山市や倉敷市などから、町おこしの活動を行っているグループのメンバー12人が、ことし6月に種まきをした新見市千屋朝間地区の畑に集まりました。
「備中白小豆」は、岡山県の備中地域で生産されていますが、栽培が難しいため生産量が少なく、和菓子店では高級品種として珍重されるということです。
参加した人たちは畑の中に入ってひと株ひと株抜いてはシートの上に集め、枝からあずきのさやを取っていました。
グループの事務局の中村泰典さんは「もっとみんなに知ってもらいあらためて土地の特産品になるよう願っています」と話していました。
グループでは収穫したあずきを、和菓子のほか、洋菓子の材料として使うことを検討しているということです。