全国学力テスト:好成績は規則正しい生活から 県教委、昨年4月の結果分析 /岡山
10月31日17時1分配信 毎日新聞
県教委は30日、昨年4月に実施された「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の成績と、生活・学習状況の関連を分析した調査結果を発表した。「朝食を毎日食べる」など、規則正しい生活をしている児童生徒ほど好成績を挙げる傾向にあることが分かった。
同調査は県内の小6生1万8553人、中3生1万7217人ら計3万5779人を対象に実施。国語と算数(数学)の2教科でそれぞれ基礎と応用の2種類を出題、併せて生活状況を尋ねた。
県教委によると、「朝食を毎日食べている」と答えた小6の国語基礎の正答率69・8%に対し、「食べていない」が47・5%。同科目の中3では、「食べている」が79・6%、「食べていない」は60・9%で、いずれも約20ポイントの差があった。算数(数学)も同じ傾向がみられた。
このほか、毎日同じくらいの時刻に起きる▽家庭で学校の出来事などをよく話す▽1日でテレビゲームをする時間が少ない▽新聞やテレビのニュースに関心がある▽学校のきまりを守る▽自分には良いところがある−−などと答えた児童生徒は、正答率が高い傾向を示したという。
県教委指導課は「規則正しい生活習慣や、自己肯定感が強く、約束を守れる子供の学力が高いことがはっきりしてきた。分析結果を家庭で役立ててほしい」と説明した。【坂根真理】
10月31日朝刊
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同調査は県内の小6生1万8553人、中3生1万7217人ら計3万5779人を対象に実施。国語と算数(数学)の2教科でそれぞれ基礎と応用の2種類を出題、併せて生活状況を尋ねた。
県教委によると、「朝食を毎日食べている」と答えた小6の国語基礎の正答率69・8%に対し、「食べていない」が47・5%。同科目の中3では、「食べている」が79・6%、「食べていない」は60・9%で、いずれも約20ポイントの差があった。算数(数学)も同じ傾向がみられた。
このほか、毎日同じくらいの時刻に起きる▽家庭で学校の出来事などをよく話す▽1日でテレビゲームをする時間が少ない▽新聞やテレビのニュースに関心がある▽学校のきまりを守る▽自分には良いところがある−−などと答えた児童生徒は、正答率が高い傾向を示したという。
県教委指導課は「規則正しい生活習慣や、自己肯定感が強く、約束を守れる子供の学力が高いことがはっきりしてきた。分析結果を家庭で役立ててほしい」と説明した。【坂根真理】
10月31日朝刊
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最終更新:10月31日17時1分