この本をクリップしている人 (1 人)
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Amazonレビュー
2008/12/21
「コミックビーム(すなわち奥村魂)を愛する人へ これから愛する人へ」
フェローズと銘打ってますが、普通なら「別冊 コミックビーム」です。
本家のコミックビームでは新人掲載枠がなくなってしまったので、フェローズ創刊に至った経緯です。
奥村魂とは「マンガは量より、質。何より一番大事な事は作家と編集者の人情だ!!」です。
コミックビーム編集長の奥村勝彦さんは大阪の海苔屋の息子なので義理と人情を大事にする人
掲載作品が新人作家ばかりなので、がっかりした人も多いと思いますが、この中から第二の森薫、入江亜季が出てきます。
フェローとは子供・少年という意味です。育ち盛りの作家さんを是非応援してください。!
追伸:森薫様 何処まで凝った作品になるか楽しみですが、無理しないで下さい。エマ10巻のアンケートでは「特攻少女Aチーム」を選んだのですが。
2008/12/03
「新風を…」
客寄せの作家さん以外は当然ですが未熟です。 他の雑誌では掲載してもらえないような、売れるセオリーを無視した漫画も載せて作家を育てていきましょう、という雑誌なんだと思います。 有名作家の模倣じみた絵や話しか受け付けない傾向にある漫画業界には必要な雑誌かもしれませんね…。(しかしこの雑誌の漫画が皆似た傾向にあるのは残念です。次号からに期待。)
なので将来の漫画業界のために投資しましょうという覚悟がないと辛い人も多いと思います。 何年経っても某有名バスケット漫画や某有名不良漫画が最高の漫画だ、と思う方は読んでも面白くないかもしれません。
しかし何年か経てばこの雑誌は化けるかも…。
という訳で今の所は漫画愛が無いと辛い、ヨチヨチ歩きの雑誌だと思います。 評価は期待をこめて星3つ。
自分はしばらく購読してみます。
2008/10/31
「森薫以外に見るべきものは何もない」
買おうかどうしようか迷ったものの、森薫目当てに購入。
案の定ですが、「情熱は買うけど森薫以外に見るべきものは何もない」という感じでした。
若い作家の、漫画への真摯な姿勢はすごく好感が持てます。
物凄い吸引力をもった画面構成や、目新しい技巧への試みは
「萌え」「キャラクター」「ライト」が持てはやされる昨今の現状に
一石どころか岩を投じてると思うし、素直に感服しました。
でも、正直つまらない。
良くも悪くも"大学の漫画研究会の会誌"という感じなんですよね。
技巧に情熱をそそぐあまり、それらを競う余り、
もっと大事なストーリーやキャラクターがないがしろにされている気がします。
商業誌というにはあまりに何かが足りない。
コミティアで売ってる、ただの「漫研の会誌」という雰囲気。
いわゆる漫画読みといわれるような
「高尚に漫画を楽しんでいる違いの分かるオレ」さんたちには、
この雑誌はたっぷりと高尚な漫画を読んでる気分を与えてくれるでしょう。
いずれの作品も文学の青い香りをまとうものばかりです。
しかし「漫画が好き」という人には
おそらく何もかもが物足りなく感じられると思います。
情熱ある若い漫画家たちに発表の場をという創刊の信念はよくわかるので、
なら既にその域を卒業した森薫はビーム等に戻って頂きたい。
どう好意的に見ても森薫を客寄せパンダにしている
印象しか残りませんでした。
当然、言うまでもないことですが
森薫の「乙嫁語り」はクオリティも高く
漫画読みも漫画好きも楽しめる作品であると思います。
しかしそのクオリティが高い故に「掃き溜めに鶴」という印象が拭えません。
2008/10/23
「がんばれフェローズ!」
どの作品にも見るべき所がありました!
私にとっては非常にコスト・パフォーマンスのよい雑誌でした。
どれもおもしろかったですが、なかでも『彼女とカレ』と『蝋燭姫』と『早春』と『乙嫁語り』がツボでした。つぎもまた買います。
最近は単行本でばかり漫画を読んでいるせいで、たまにこういうのを買うと、新鮮でとてもどきどきします。私は暗い漫画はきらいなので、明るい漫画がたくさんのっていると安心して読めます。★5つ!
2008/10/21
「幻滅した…」
森薫と入江亜季を看板として堂々と売り出しているにも関わらず、
中を読んでみれば森薫の短い漫画と、
入江亜季にいたってはまさかの2P掲載…
あとは新人作家の質の低い同人誌みたいな漫画が詰まっていて、
正直読むのにも一苦労です。
これって読まなきゃなんないのかな?読むのしんどい…
どの作家も画風が似てるし、致命的なのはどれもストーリー性が薄い!
話がふわふわしてて雰囲気漫画で終わらそうとしてる。
お金出してこの漫画を一冊買ってるって言う事を編集も作家もわかってるのかな?
って感じでした。
とどめにこの値段。
あまりの質の低さに怒りました。この本返すからお金返して欲しいです。
悔しいなら挽回してみせてください。作家さん、編集さん。
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